今年の夏はとりわけ湿度も高く、人にも笛にもなかなか苛酷でしたが、
皆さん変わらずレッスンにいらして頂きました。
そうえいば、今年も咲きました アーカンシェル |
「え、5週間もあるっ!\(^o^)/」
「わ、5週間しかないっ!(''◇'')ゞ」
皆さんはどっちかな?
…どっちも、かな?
センセイの立場としては、これから本番までの時間が、本当に楽しみです♪
音楽がどんどん深まり、皆さんのカラダやココロに定着していく、そんな時期です。
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さて、この週末は ≪アンサンブル クラング≫と≪アンサンブル るる≫、両方のレッスンがありました。
≪アンサンブル クラング≫では、
三浦真理さん ファンタスティック モネからの抜粋 『水の庭』と
マティアス・フリードリヒという方の『Happy Birthday ヴァリエーション』を練習中。
この『Happy Birthday ヴァリエーション』が、とても面白いっ!
おなじみ「Happy Birthday To You」-世界中で一番唄われている曲だそうですがー のテーマを、様々な作曲家「風」に仕立てた趣向になっています。
J.S. バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの大家や
「威風堂々」でおなじみのエルガー
「ワルツ王」 J.シュトラウス
あくまで「~風」、つまりパロディなんですが
この辺りは、「あ~分かる、ンな感じ」です!
Happy Birthday Variation / J.S. Bach の巻 |
グレゴリオ聖歌(音階…というか旋法ができる以前の教会音楽。単旋律でハーモニーも拍節も無い)
フレスコバルディ(初期バロック、これはこれで面白い)
ヒンデミット (調性があるような無いような?不思議な浮遊感と着地。ちなみに我が母校ベルリン芸大の作曲家教授☆)
↑なんていうのもあります。
これらのパロディが、音楽の歴史を紡いでいくように、次々と現れるのです。
演奏する側は、各々の時代におけるその人の音楽らしさ(=様式)をつかむこと、
そして次々と変化するその様式を切りかえることが、なかなか難しい!
でも、楽しいっ♪
でも作曲者 M.フリードリヒさんの力量のおかげで、この壮大な音楽史の旅を大いに楽しんでいます!
当日は、お話ししながら演奏しようかな。
皆さんにもお楽しみいただけると嬉しいです。
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発表会は 9月30日(土)14:00~
岐阜市のサロンドルチェにて
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どなたにも聴いて頂けます♪