小山裕幾氏(フィンランド放送響 首席奏者)による、レッスンが行われました。
テーマは初級・中級クラスともに「基礎奏法」。
各5人のグループレッスン。
フルートをより豊かに楽しむためには、直球ど真ん中のテーマです。
文字ではお伝えしにくいため、詳しい内容は割愛しますが、
今日のところは
「お腹からしっかり息を送り出すこと」
に尽きると思います。
〇音域の変わり目や、音から音への密な連結、同質性を保つこと(しっかり支える)
〇スタッカートやアーティキュレーションの時に、吐く息の量が減らない
〇低音は温かな息で(息のスピードを上げないで)口腔内の響きを捉える
〇「ほ」で吸うとお腹に、「は」で吸うと肺に空気が入る。両方必要。
等々…
小山さんの核となる音色は、太い息の束、という感じです。
教会のパイプオルガンが、ずどんと体内に収まっている感じ。
脇腹の筋肉にも弾力があって、送り出す空気にエネルギーがあります。
そこから全てが始まっているのですね。
ところで…
今日嬉しかったのは、小6のみーちゃんがメモを片手に熱心に聴講してくれたこと♪
小山さんのサイン欲しさに、初めて買ったCDだそうです↓↓↓ (^^ゞ
私たちは、見上げるような音楽の巨星たちからインスピレーションや希望を得て、「よし、こんな風にやってみよう」と、毎日のやる気の糧を授かります。
私たちがフルートと共に歩んで行く際の、音楽と共に生きていくための道標であり、ガイドのようなお役目なんだと思います。
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