2022年1月2日日曜日

2022 謹賀新年

新年、あけましておめでとうございます。

旧年中は有形無形のご厚情をたまわり、ありがとうございました。

本年もよろしくお願い申し上げます。


各々の力が出せますように (従兄撮影)


昨年は、家庭での役割りや体力・気力のバランスに少なからず変化が訪れ、
年齢に伴う転換期を迎えたように思います。

そんな中、3月の発表会を終えた春頃
東京の先生(フルル・フルート教本の著者である奥原由子先生)から
トビラをノックされました。

扉の向こうから「人生は有限だよ」と聞こえてきます。
それでもすぐには応えることができず、
色々な状況が整いようやく重い扉を開くことができたのが、昨年の12月末。
久しぶりにレッスンを受けました! / @オンライン

奥原先生は、ベルリン芸大時代ハンス=ペーター シュミッツ先生に師事しておられます。
シュミッツ先生は、フルートにおけるJ.S.バッハ研究の第一人者であり、
原典版とされるベーレンライター版の校訂者。

バッハの音楽と、音楽から滲み出る人間力にもっと触れたいと思いつつ、
これでいいんだろうか?と思っていた者には
なんという恵まれた機会!

アーティキュレーションを付加する基本的な考え方、
主観と客観のバランスを含め、それを全体の音楽としてどう立ちあげていくか、
実現するためタンギングの見直しなど、
たくさんの(…と同時に途方もない)「宝物」を授かりました。

でも、宝物にできるかは、
きちんと「磨く」ことにかかっていて、
今回はみちしるべを頂いたという感じです。

何が言いたいかと言うと
昨年は日々、より良い(好い・佳い・善い)ところに心や魂を運ぼうという、
自分自身の方向性や実行力が足りていなかったな、ということです。

というわけで
私の生徒さん同様、私自身が学び直すひとりとなりました。




2022年の始まりは、少しでも高みへ…という気分。
今年もよろしくごどうぞ!