新年、あけましておめでとうございます。
旧年中は有形無形のご厚情をたまわり、ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
各々の力が出せますように (従兄撮影) |
昨年は、家庭での役割りや体力・気力のバランスに少なからず変化が訪れ、
年齢に伴う転換期を迎えたように思います。
そんな中、3月の発表会を終えた春頃
東京の先生(フルル・フルート教本の著者である奥原由子先生)から
トビラをノックされました。
扉の向こうから「人生は有限だよ」と聞こえてきます。
それでもすぐには応えることができず、
色々な状況が整いようやく重い扉を開くことができたのが、昨年の12月末。
久しぶりにレッスンを受けました! / @オンライン
奥原先生は、ベルリン芸大時代ハンス=ペーター シュミッツ先生に師事しておられます。
シュミッツ先生は、フルートにおけるJ.S.バッハ研究の第一人者であり、
原典版とされるベーレンライター版の校訂者。
バッハの音楽と、音楽から滲み出る人間力にもっと触れたいと思いつつ、
これでいいんだろうか?と思っていた者には
なんという恵まれた機会!
アーティキュレーションを付加する基本的な考え方、
主観と客観のバランスを含め、それを全体の音楽としてどう立ちあげていくか、
実現するためタンギングの見直しなど、
たくさんの(…と同時に途方もない)「宝物」を授かりました。
でも、宝物にできるかは、
きちんと「磨く」ことにかかっていて、
今回はみちしるべを頂いたという感じです。
何が言いたいかと言うと
昨年は日々、より良い(好い・佳い・善い)ところに心や魂を運ぼうという、
自分自身の方向性や実行力が足りていなかったな、ということです。
というわけで
私の生徒さん同様、私自身が学び直すひとりとなりました。
2022年の始まりは、少しでも高みへ…という気分。
今年もよろしくごどうぞ!
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