12月に入りました。
一昨日11月30日に、大垣市のスイトピアセンターにおいて、高木綾子さんの公開講座とミニコンサートが行われました。
大垣東中学校2年生の生徒さんと、加納高校2年生の生徒さん、30分ずつのレッスン。
(曲目は『歌の翼による幻想曲』と、テレマンの『12のファンタジーより12番ト短調』)
一線のプレイヤーならではのお話が興味深かったので、メモがてら記しておきます。
【公開レッスン】
○写真⇒何を言われているか、分かりますよね?
○自分の音を聴くとき「右耳」で聴いてみる。左耳は歌口との距離が近く、音色がタイト(又はクローズ)になりやすい。響きが「個人的な」ものになってしまいがちで、自分にはよく聴こえるが、飛んでいかない。歌口でなく、管で鳴っている方の音、つまり右耳で聴くとバランスが取れる場合が多い。(録音マイクも、歌口でなく管の方で拾うようです。)
○構えた時「ふところ」にスピーカーを抱えているようなイメージで。
○バロック音楽では「早い・明るい・軽い」「遅い・暗い・重い」がセットで対比されている。
などなど。。。
指導する者の立場としては、自分とは違った言葉の表現方法やインスピレーションが、非常に新鮮でした。自分の言葉は、ある程度パターン化されていくものなので、私にとっても良い刺激になりました。
【ミニコンサート】
高木綾子 Flute
荘村清志 Guitar
1. ハバネラ形式の小品 / ラヴェル
2. イマージュ / ボザ
3. アルハンブラの思い出 / タレガ
4. 海へ より 「白鯨」 / 武満徹
5. タンゴの歴史 より 「ボルデル」 / ピアソラ
アンコール: 間奏曲 / イベール
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チケットが早々に完売したため、私は行けなかったのですが…
11月29日に行われた、サラマンカのガラコンの模様、高木さんご本人やホールがアップしていらっしゃいました。
ガラコンの様子↓
http://ameblo.jp/takagi-ayako/entry-11958498959.html
サラマンカホールのFacebook↓
https://www.facebook.com/salamancahall
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