岐阜シティタワー43での冬のミニライブ。
前日までの凍てつく寒さとはうって変わり、太陽のぬくもりに恵まれた日曜日でした。
告知が十分に行き届かなかったにも関わらず、1stステージ・2ndステージ共に、数十名のお客様にご来場、お立ち寄り頂きました。
本番を終え、生徒さん達にかけた第一声は、「(良くも悪くも)練習通りでしたね」でした。
我ながら、「あーなんて夢のない言葉をかけてしまったのだ…」と、反省しています。
でもね…
一般的にアマチュアの方々は、得てして本番が一番良い感じで終わることが多いのです。
本番の緊張感が、普段以上の集中力を生むからです。逆を言えば、その集中力を練習では出し切っていない、ということですよね。
なので、今回「練習通りの演奏だった」ということは、普段の練習(=レッスン)から、各人がかなり高い意識と集中力を持って参加しておられるのだ、ということを感じたわけです。
「もっとこうしたい!」「もっとああだったら素敵なのに…」という、願いの止まないレッスンは、生徒さんも時に大変かもしれません。
でも終わりなき憧れを探求するのが、音楽の素晴らしさの一つであると、私は思うのです。
Easy で Instant で Comfortable なものが、今の世の中においてあまねく享受されていることは、私も肌で感じています。
だから、音楽に対するこの終わりなき憧れや希求というものが、このような時流に対する、私のささやかな抵抗なのかもしれません。
もちろん、普段は無意識でしていることなのですが…。
本番が終わった直後は、テクニカルな事ばかりが頭によぎります。(なので冒頭のドライなコメントになってしまいますた…笑)
でもね…
次第に、生徒さん達と共に真摯に音楽に向き合い、作り上げていくことの喜びがふつふつと湧き上がって来ています。
ましてや、私たちの音楽の輪が多くのお客さんにも伝搬したのではないか、という実感は、指導者にとって最高の贈り物ではないか、と感じています。
また、今回参加されなかった他の生徒さん方にも、心を合わせることの愉しさを是非知って頂きたいと願っています。
機が熟したら、「ゆったりアンサンブルコース」なるものを立ち上げたいなと考えています。早く実現できると良いな (^-^)☆
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