2015年12月24日木曜日

2015 Frohe Weihnachten / Merry Christmas

穏やかなクリスマスをお過ごしください。
Frohe Weihnachten und einen guten Rutsch ins neue Jahr.
Merry Christmas to you.

音楽を通じ、フルートを通じ、それからドイツ語を通じて触れ合えた、すべての皆さま。
今年も1年、ありがとうございました。



教室の生徒さん方には、暮れにかけ温かいお言葉や、身に余るお心遣いを頂戴しました。

クリスマスムードはほとんどゼロ…です。
でも12月は、やっぱりそういうこと…誰かとつながっていると思えること…が特別なのかも。
何かと慌ただしい時期ではありますが、心穏やかな年末でありますように。

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A magnificent gift / Mahler Adagietto

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2015年12月19日土曜日

上野星矢氏レッスン in 岐阜

昨日(12月18日)、岐阜市のサロンドルチェさんで、
若手フルーティスト上野星矢さんの非公開&公開レッスンとミニコンサートがありました。

教室からもお2人、非公開のレッスンを受講させて頂く機会に恵まれました。


Aちゃんは、ボルヌの『カルメンファンタジー』を。
上野さんは彼女の憧れの人。(ご覧の通り?)オメメをキラキラさせながらのレッスン☆でした (^^ゞ コラー?!

彼に限らずですが、プレーヤーさん達というのはやはり見上げるような憧れの存在であり、「どれだけ歩んで行っても、この道で大丈夫だよ」と示して下さるガイドであり、その憧れと確信によって、日々の私たちを豊かにしてくれる、そんな存在なんだな、と改めて思いました。

Aちゃんのレッスンは、主にテクニカルな音型をどのように歌い込むか、という内容。



Fさんは、サン=サーンスの『ロマンス』を。

口腔内のスペースと音作り、音と音をつなぐヴィヴラートのあり方、
運指や跳躍など技術的に難しいところは、「先ず気持ちを落ち着かせ、冷静に」さらうことなど、メンタルなあり方を含めてのアドバイスでした。


上野さんの歌うようなフルートは、文字通り音響的にも音楽的にも「歌う」ことから始まっていますね。やっぱり「歌を忘れた笛吹き」になってはいけないのだ♪

末筆ながら、このような機会を提供して下さったムラマツ楽器名古屋様、音楽への愛情を持って地域の音楽文化を紡いでおられる、サロンドルチェ様のご尽力にも、感謝したく思います。

お2人さん、お疲れさまでした。
教室の皆さんも、音楽というこの「知的な遊び」を、ますます楽しんでいきましょう。



【関連記事】

上野星矢 FLコンサート@サラマンカホール
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/12/fl.html

ジャン・フェランディス氏 公開レッスン 
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/04/blog-post_10.html

自然体の作り方
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/09/blog-post_30.html

発表会に出るということ
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html

フルート教室のご案内
http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

アンサンブルレッスン(中級)
http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_9.html

2015年12月14日月曜日

Fernweh ~遥かなるところへの憧れ

この時期、ドイツのことを懐かしく思い出す。

とりわけ、その冷たく冴えた冬の空気のことを。

夜の10時半に大学が閉まって、練習室の鍵を守衛に預ける。
校舎の重い扉を押し開けると、凍てつくような澄んだ外気が体を巡る。
それが1日を終えた安堵と共に心地良い。

オレンジ色の街灯や、
ベルリンの地下鉄の、あの鉄くさい独特のにおい。

…そしてクリスマスの近づくこの時期、
ドイツの街は、ますます音楽と切り離せない。

コンサートホールや劇場、街の教会では
クリスマスならではの演目が増える。

石造りの教会などは暖房が無いから、足下からシンシンと冷え込む。
ただ教会でのコンサートは、音響もその建物のしつらえも、
そこでしか醸し出せない雰囲気があって、それがまた良い。

Es war gestern schon der 3. Advent.

…当時は無自覚に接していた、カタチではないもの。
それはおそらく、生活そのもの。

『Fernweh (フェルンヴェ―)とは『Heimweh (ハイムヴェー)』ー英語で言う”homesick”ーの反対語である。
「遥かなるところへの憧れ」と訳すらしいが、「Weh」というくらいだから、遠くにあって手にし得ないという意味で、心の痛みを宿している。
あ、そうか。「感傷」と「憧れ」は表裏一体なんだ。


そんなことを考えていた折、偶然にも友人がくれたあるもの。


ベルリン・フィルのデジタルコンサートホールのクーポン券。

ベルリン・フィルは、定期公演をライブでネット配信しているが、ライブとなると時差の関係上、日本で視聴するのは難しい。大抵は朝方4時ころの公演になるから、ほとんど現実的ではない。

ただ、これまでの配信はアーカイブでも見られるようになっているから、友人が譲ってくれた券はそれに充てることが出来る。

折しも、指揮者のアーノンクールが86歳という年齢を理由に、引退表明した。
アーカイブではそのアーノンクールの近々の演奏も聴けるようであるから、
クリスマスの頃には、少しはベルリンに行った気になって、愉しもうと思う。

ありったけの五感の記憶をたどりながら。

2015年12月5日土曜日

アンサンブルレッスン

12月。今年最後の月になりました。

年賀状やクリスマスカードの準備、場合によってはお歳暮や忘年会など。
この時期は、旧交を温めたり、周りにいる人たちと関係を確認し合ったり、
そんなことに心を砕く時期なのかもしれません。

Jetzt kommt es gleich der 2. Advent
さて今年のアンサンブルレッスンも、次回12月11日(金)を残すのみ。

現在練習している曲は、

ハイドン / アレグロ・ジョコーソ (FL3)
田嶋勉 / 3つの詩的憧憬  (FL3)
村松崇継 / 生命の奇跡  (FL4)

などです。
どの曲もタイプは違いますが、フルートの豊かな重なりが感じられる、とーーってもステキな曲です♪
曲は知らなくても大丈夫!
新しいレパートリーに出会いたい方、是非一緒に楽しみませんか?

アンサンブル クラングでは、そんな素敵な音楽を分かち合えるお仲間を歓迎します。
どうぞお気軽に練習をのぞきにいらして下さいね。

練習場所は、JR東海道線「穂積駅」徒歩5分。
駐車場もあります。詳細は↓
http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_9.html

生命の奇跡 / Libera

Ich wuensche euch die schoene Weihnachtszeit !


【関連記事】

フルートアンサンブル(中級) http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/09/blog-post_21.html

ヴォ―チェス8のジングルベル http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/12/blog-post_24.html

生徒さんの声 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_2.html