久しぶりのブログ更新となります。
今年もクラスコンサートが終演♪
今年は「発表会」から「クラスコンサート」という呼称に改めました。
「発表」という、どことなく堅苦しく感じる会よりも、
生徒さんが1曲1曲持ち寄って、音楽の花束にしていくような会にしたいと思ったのです。
アンサンブル るる のメンバー |
音楽は楽しい、と言いますが
音楽が好きだと言うことと、自分が実際ステージに立つということは
だいぶ違うことだろう思います。
特にフルートのように、その時々の心身の状態が音になってあらわになる楽器では、
「楽しい」オンリーだけでは済まないということは、
多くの笛吹きさん達も感じていらっしゃるかもしれません。
Birthday Girl of the Day |
終演後のスピーチでは、最後に演奏してくれた田中優衣さんのお話しをさせて頂きました。
看護師という常に緊張感と心身の消耗を伴うお仕事をされながら、
彼女には必ず辿り着きたい音楽、必ず手にしたい演奏というものがあって、
どれだけ自分を奮い立たせ練習を重ねたことか、想像に難くありません。
実際聴かせて下さったプロコフィエフは、
ロシア音楽の美しさを余すことなく語り、生命力に満ち、
皆さんも深い感動を覚えたことと思います。
Yui Tanaka |
田中さんだけはありません。
きっと多くの生徒さんもステージに立つことで、
普段よりもエンジンをふかし、奮起して下さったのだろうと思います。
その喜びと奮起(努力とか苦労…という言葉は当てはめたくありませんが)の割合は
もしかしたら51:49というギリギリの線で参加して下さった方もいるかもしれません。
「姿勢と呼吸」見直さねば… |
MGS大賞 / most ganbatta de show |
それでも、こうした練習や本番を通じた達成感や、
フルートを通じて出会える仲間や楽曲があって、
そういう意味での楽しさが、「苦労」を上回ったとしたら、
このコンサートに集って下さる甲斐があるように思います。
そんなわけで、「あー良い会だったなぁ、出演する甲斐があったなぁ」
と思って下さったら、また来年皆で集いましょう。
今年は素晴らしいピアノ伴奏の先生方を4人(近藤麻紀、肥田詞加、矢野さやみ、藤永華乃各先生)、
そして優秀な若いピアニスト小坂音葉さんをお迎えすることができました。
ピアノ伴奏のおかげで、まったく違う次元へ飛翔することができます。
司会の醍醐加代子先生も同じく、コンサートをより生き生きとした場にして下さいました。
先生方には多大なサポートを頂き、心から御礼申し上げたいと思います。
初出演に備え準備を重ねていた伊藤玲子さんも、
来年はぜひご一緒しましょう。
発表会に出演する・しないに関わらず、全てのレッスンは私の元気のみなもと!
そのことに一番の感謝を込めて、クラスコンサートの終演報告とさせていただきます。
今年の記念品は高橋知世ちゃん作クリアファイル |