会場ではたくさんの生徒さん達ともお会いでき、有意義な時間をご一緒しました。
ふくよかで柔らかな、ムラマツらしい音色。
中音域から低音域への移行が常に見事で、豊かな低音が魅力的でした。
何曲かは楽譜と照らし合わせて聴いたのですが、細かいニュアンスに忠実です。
さすが大きなコンクールのタイトル保持者だなぁ、と。
…時々オリヴァ―節?というか、独特の歌い回しをなさるかも (^^ゞ
ワンフレーズがすっきり通らないような、アウフタクトにコブシが入っちゃうような。
もちろん、非凡な素晴らしさであるのは間違いないです!
1曲目、シューマンの3つのロマンスから、シューマンに傾倒していたと言われるヴィドールの組曲を並べたプログラムは、大変興味深かった。
そういう関連を考えてみたことがなかったな (^^ゞ
それから映画音楽で知られるニーノ・ロータ。クラシックの曲もガッツリ作っているのです♪
本人は「本職はクラシック。映画音楽は趣味」と語っているそう。
聴き手への間口が広いのに、高度な専門性を持っているなんて、実にカッコイイ☆
オリヴァ氏が演奏したのは「5つの小品」。FLを始めたばかりの方も楽しめる、可愛らしい作品です。
一度、大垣でフォルミザーノ氏が演奏した、「FL,VN,PFのためのトリオ」を聴く機会があり、ロータの作曲家としての認識を全く新たにしたのを思い出します。
ニーノ・ロータには「フルートとハープのソナタ」もあるようです。メモがてらリンクしておきます。
Nino Rota / Sonate for Flute & Harp
アンコール、選曲も含めてとても素敵でした *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:
≪アンコール 1曲目≫
サン・サーンスの「サムソンとデリラ」のアリア、「あなたの声に私の心は開く」
エンニオ・モリコーネの「Per le Antiche Scale (邦題 古い階段の下で)」のテーマ曲
モリコーネ、やっぱり好きだなぁ~♡
甘さとせつなさが共にあって、例のアンビヴァレントってヤツです。
Andre Oliva 版 ←コレ撮ってる 同僚・・演奏は美しいです
参考までに… Davide Formisano 版
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