2019年8月18日日曜日

2000人のアリア

2000人が奏でる”G線上のアリア”。

とても善き動画です。


老若男女、様々な人種、ハンディキャップの方。
心身から染み出すように歌い始める人。
耳を傾ける人たち=家族…。

なんだろう…
この曲に対する万人の本質的な共通理解。

時代を超えて、人種を超えて、各人のあらゆるバックグラウンドを超えて、
バッハのこの音楽は
永遠にかたちを変えることなく、この先も人の営みと共に歩いていく。

2019年8月15日木曜日

美しすぎる和菓子

ある雨の日に、庭の敷石を踏み外し
足首の靭帯を痛めてから(少し切りました)そろそろ3週間。
少しずつ体重を乗せながら、歩く練習をしています。

アンテナの強い人達には
「ケガしたことにも意味があるんだよー」と言われます。

あー、まぁ分かる気もする💬

どうも自分は精神的なものに引っ張られてしまうタチ。

でもケガをしたことで、そういうココロの世界から「ひっぺがされた」感があって、
むしろ気分はラクになった気がする。
生身の痛みにフォーカスせざるを得ないので。

教訓は、『ココロにとらわれすぎるな』ってことかな。

そんなわけで
夏らしいことは何もできなかったけど、ネットではとても美しい花火を見ました。

宵花火

こんなに美しい和菓子を見たのは初めて💖
色味の感覚が繊細で、なんとも好みです。(写真では色が濃く出てしまう…💦)

牡丹 / 蕊も花芯もお菓子

和菓子職人、三納寛之さんの『作品』。
SNSでも、すごくバズってるんです。(お写真はネットからお借りしています)

そしてこの方が岐阜在住の方と知り、2度コーフン!



こんなステキな感性と
その感覚を具現化できる繊細な技術。
でも一番に自分の創作に対する、譲れない愛情を感じます。

音楽と同じ…とは言え
こんな高みの境地に辿り着きたい~と、おいそれと口に出せるものではないなぁ。

2019年8月2日金曜日

H.G.シュマイザー先生のご訃報

2019年7月22日
ウィーン音大フルート科教授、ハンス・ゲオルグ シュマイザー先生(63)がお亡くなりになったそうです。

登山中の心筋梗塞…。
突然のことで、残念でなりません。

ムラマツ名古屋でのマスタークラスにおいて、
かれこれ10年ほどレッスン通訳をさせて頂いていました。


シュマイザー先生には、とても多くのことを学ばせて頂き
それらは私自身のレッスンを組み立てる上で、大切な大切な礎となっています。

先生のレッスンを受けることを励みに、頑張っている生徒さんもいました。

教室の生徒さん方が先生のグループレッスンに参加して下さったのも
ついこの4月のことでした。

毎回ハチャメチャに愉しい打ち上げを終えて
例年通り「また来年ね!」と別れ
その来年はまた来るものと疑っていませんでした。


たくさんの教えを大切にします。
先生、ありがとう!
叶わなかった Kobe Beef を天に捧げます!🐂

【関連記事】

H.-G. シュマイザー氏 基礎奏法講座 レポート①
https://klangjapan467.blogspot.com/2019/04/hg.html

H.G. シュマイザー氏 マスタークラス (2017)
https://klangjapan467.blogspot.com/2017/02/h-g.html