今日、岐阜市の最高気温は29.1℃とか。一気に夏日です*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*
ある生徒さんにご意見を頂き、「もう少し親しみやすい教室ブログを目指したい!」とは思っているのですが… (-.-)
今回も趣味ブログに走ってしまい…マシタ。まことにスミマセン 笑 !
前々回のトピック『サイモン・ラトルの後継予想!』に続報があったので、記しておこうかと思ったのです。
だって…やっぱり気になるのです。ベルリンのこと。
首席指揮者というのは、オーケストラの方向性を導く、大きな船の船長みたいなものでしょうか。シーズンのコンセプトやレパートリーを決定づけ、オーケストラのカラーを打ち出していく大切なお役目。オーケストラ団員との人間的な相性もポイントの一つとなります。
ベルリンフィルは、オケのボスである首席指揮者を団員の選挙によって選ぶ、自治性の高い珍しい楽団です。その選挙の詳細はベールに包まれていて、指名を受け、契約条件が整い、実際に発表されるまでの過程は、「ローマ法王を選ぶのにも匹敵する」、と若干大げさなことが言われたりもします。
あなたのお気に入りは誰? |
今回のアンケートは、『ベルリン市民の皆さん、あなたのお気に入りは誰?』という、シンプルなもの。
ベルリンの地元紙、ベルリナーモルゲンポスト紙と、ベルリン・ブランデンブルグラジオ局による共同アンケート。
それによれば、去る4月24/25日に行われたベルリンフィルの定期公演を訪れたうち、1318人のお客さんが回答を寄せました。ただし、この日は候補の一人であるアンドリス・ネルソン指揮の定期だったので、結果はかなり偏っていると思わざるを得ません。
もちろん、市民が望む人選とオケ団員が望む人選は、大きく違うでしょうから、このアンケート結果が、何かしら影響を及ぼすことはないのかもしれません。
ただ「(聴衆の大半である)市民が望んでいる事」を知るのも意味のあることですから、客演指揮者の人選には一役買うかもしれないな、と考えたりします。
…さて、以下はそのアンケート結果。☆Here we go !☆
【ベルリン市民に聞く!ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 次期首席指揮者、アナタのご贔屓指揮者は誰?
~ベルリナ―モルゲンポスト紙、ベルリン・ブランデンブルグラジオ局による
1.アンドリス・ネルソンス (36) 448票
〈現職〉ボストン・シンフォニー管弦楽団
2.グスタヴォ・ドゥダメル (34) 229票
〈現職〉ロス・アンジェルスフィルハーモニー管弦楽団 音楽監督
ライブ感満載。「写真うつりの良い」ドゥダメル。 |
3.クリスチァン・ティーレマン (56) 223票
〈現職〉ドレスデン歌劇場管弦楽団 首席指揮者
※訳注⇒候補に挙げているうち唯一のドイツ人、しかもベルリン出身の指揮者。
4.ダニエル・バレンボイム (72) 125票
〈現職〉ベルリン国立歌劇場 総音楽監督
5.マリス・ヤンソンス (72) 116票
〈現職〉バイエルン放送交響楽団
6.リカルド・シャイー (62) 56票
〈現職〉ライプツィヒ・ケヴァントハウス管弦楽団
7.リカルド・ムーティ (73) 47票
〈現職〉シカゴ交響楽団 監督
8.ヤニク・ネゼ=セガン (40) 37票
〈現職〉フィラデルフィア管弦楽団 音楽監督
♪つ・ま・り
ベルリン市民は「若いモンがエエ!」と望んでいる、との結果に。●~*
アンドリス・ネルソンス |
へーー。(意外☆)
私はこの若い候補者たち、まだ聴いたことがないけれど、随分望まれているんですね。
世間一般は、熟成した巨匠より、フレッシュな空気を求めているってことかしら !?
近年、ティーレマン、シャイー、バレンボイム(とラトル)を聴く機会がありましたが、個人的には72歳の御二方かしら…?などと、なんら責任の無いヤジウマに乗っかっているのですが…。
団員による選挙は5月11日。 *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*
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