2016年3月26日土曜日

手嶋龍一氏 講演会

間際の告知になりますが、
役員を務める犬山国際交流協会主催で、手嶋龍一氏の講演会が催されます。


昨年は講演のテーマである『杉原千畝 スギハラチウネ』の映画が公開され、話題になりました。


当日券ございます。
木曽川沿いの犬山の桜も、ちらほらしている頃かと。

講演会では、代役で司会を務めます。 

よろしければ、是非お運びください。

2016年3月24日木曜日

『草の風』 ~馬頭琴コンサート終了

去る3月22日、満月になろうかという春の宵に
イワノビン・アマルトヴシンさんによる、馬頭琴コンサート 『草の風』 を催しました。

「成功裏に終了しました」などというと、SNSの常套句なんだろうけど、
しずしずと沁み渡るようなその時間は、ここに報告するまでもなく、そこにいた方が感じて下されば十分だという気がしています。

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コンサートに先がけて、レモンバームのハーブウォーターで、モンゴルの草原の香りを、演出。
モニターには、モンゴルの風景が映し出されました。

冒頭、モンゴルの国についてお話しがあった後、

馬頭琴の独奏3曲(ヘルレン河の流れ、天女、ラクダの物語)、

「スーフの白い馬」 朗読、馬頭琴による「優駿」

日本の唱歌4曲

という構成でした。

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後半、私は電子ピアノで伴奏を、生徒さん方はフルートで共演させて頂きました。


アマルさんとの音楽は、ゆったりとして、時間がストレッチされるような感覚でした。
弓をたっぷりと使って、草原の大地を想わせるような、のびやかさ。

そして「本当の静寂」を肌で知っている人の、
何とも言えない「間」や、「無」を迎える繊細な曲の終息。


文明の中で萎縮し、時間に追われて生きる私たち日本人の感覚とは、大きく異なっている気がします。

現代の一般的な日本人は、刺激的でスピーディーなものを好む…と、私は日々感じているのだけど、
アマルさんの音楽は、その対極にありながら、私たちの心にしずしずと沁み渡っていくようでした。


急きょ決まった即席の会でしたが、自坊御堂でのコンサートは盛況だったと申し上げて良いと思います。

ご来場いただいた皆さん、ご参加下さった皆さん、この会を実現して下さったYさん、それからアマルさん、

ありがとうございました。


≪イワノビン アマルトヴシン氏≫

最も美しい音色を持つと定評の馬頭琴奏者。モンゴルの国民的音楽家、エルフマンライ氏が馬頭琴の普及を目的に結成した『アジナイホール』の元メンバー。

奈良・法隆寺でのコンサート、NHKみんなのうた「心の海」、元ちとせの「ハイヌミカゼ」、ヨーヨ・マ プロデュースの「シルクロード プロジェクト」等に参加。2000年モンゴル国文化功労章受章。


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『草の風』コンサート ~馬頭琴の調べ~
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フルート教室のご案内
http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2016年3月21日月曜日

Touch & Try ありがとうございました

連休最終日
楽器店のイベント 『Touch & Try』 終了しました。

4曲ほどミニライブを行った後→楽器を手に取って→試してみる、というイベント。

晴天の連休最終日に足を運んでくださった方々、ブログを見つけていらして下さった元生徒のH君(10年以上ぶりで本当に驚きました!)、応援にいらして下さった生徒さん方、

本当にありがとうございました .。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

お客さま方は、楽器の経験者の方も多かったので、「Touch & Try」のイベントとしては成功だったのか…(^^ゞ 確信はありませんが、
始めてフルートを手に取って頂いた、赤ちゃん連れのママさんもいらっしゃいました。

にぎやかな背景 (^^ゞ
ギター伴奏のライブ、楽しかったです。
いらして下さったお客さまも、同じ気持ちだったら良いのですけど…♪


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「草の風」コンサート ~馬頭琴の調べ~ 
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フルート教室のご案内
http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2016年3月20日日曜日

岐阜県中学校選抜吹奏楽団 2期生

連休2日目は、県選抜ブラス(新中2)の第2期生レッスン。

http://www.asahi.com/articles/ASJ2P5F9RJ2POHGB008.html (朝日新聞)

今年はFL6名、PC2名。
これからの礎となる「音作り」と「基礎練」のさらい方を中心に、レッスンしました。

第1期生と同じ学校から来る生徒たちも半分くらいいて、1期生が後輩に伝えてくれたこともあったのかな、と感じました。

打てば響く、反応の良い生徒さんたち。

レッスンはあと1回しかないのですが、これからのフルートライフ (^-^) に繋がることを、なるべくたくさんお伝えできれば、と思います。

「お互いに聴き合える」、コミュニケーションのあるパートになれたら良いな。


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岐阜県中学生選抜吹奏楽団 始動 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/03/blog-post_22.html

アンコン雑感 http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/01/blog-post_27.html

なぜ合奏は「合う」のだろう? http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/09/blog-post_13.html

中1生、試奏わず http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/02/1.html

自然体のつくり方 http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/09/blog-post_30.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

春のイベント http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/02/blog-post_76.html

2016年3月19日土曜日

ミッシェル ベロフ

連休初日は、豊田まで足をのばして、ミッシェル ベロフのピアノリサイタルへ。

Michel Beroff

◆プログラム◆

フォーレ
ノクターン 第1番 変ホ短調 op.33-1
ノクターン 第6番 変ニ長調 op.63

ラヴェル
水の戯れ
亡き王女のためのパヴァーヌ

ドビュッシー
2つのアラベスク
子供の領分

フランク
前奏曲 
コラールとフーガ

メシアン
『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』より
第19番「われは眠る、されど心は目覚め」
第20番「愛の教会の眼差し」


◆アンコール◆

ドビュッシー
スケッチブック
沈める寺


スロースターターなのか、花粉テロなのか?
前半はなぜか厭世的な雰囲気すら漂って…ちょっと集中しにくかったな。

メシアンとアンコール2曲は至福。
響きが何層にも整理されていて、和音のバランスのなんと心地良いこと!

歳月を経てなお、その存在をかけて聴衆の期待を受けとめ続けるということは、なんて非凡かつ強靭なことなんだろう。


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ダニール トリフォノフ 2014 神戸 http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/10/2014.html

トリフォノフのリサイタルへ http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/10/blog-post_28.html

なぜピアノを習うの? http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/03/blog-post_13.html


2016年3月13日日曜日

d47落語 in 岐阜

『d47落語』とは…

落語家の柳家花緑さんと作家の藤井青銅さん(とD&Department)によるプロジェクトのこと。

47都道府県に1つずつ、その土地らしい新作のご当地落語を制作し、
各々の地域をデザインの視点から紹介したガイドブック『d design travel』の発刊に合わせて、お披露目するという企画。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160314/201603140935_26901.shtml


ハナからまどろっこしくて、すみません… (^^ゞ

とにかく花緑師匠が岐阜に、ということで出かけました。
小さなエレベーターの中で偶然一緒になり、気さくに話しかけて下さり、好感度200%増し!

演目は、古典と新作のご当地(岐阜)落語。

新作は、「フィレンツェ、ダ・ヴィンチ、美濃和紙、ミツマタ、回り道」…がキーワードになったお噺。

柳家花緑師匠 トークショウは撮影okだった

…で、結局のところワタクシ当人は笑いを期待して参ったのですが、噺家としての「芸」があまりにスゴくて、
笑いもさることながら、「スゴイ☆」と感心しきり。

◇ 人物のキャラクターが実に明確なコト
◇ 話の情景が具体的かつ鮮やかにイメージ(=可視化)できるコト
◇ 無の空間、間の支配が絶妙なコト (流れを切らず「無」を迎えられる、の意)

…コレって音楽とまったく一緒だなー。
一流の音楽家はまったくもって、ソレだもんなぁ。

「間」と言えば、この間日曜朝の番組で、ヴァイオリニストの五嶋龍氏が、姉Midoriを指して
「彼女の休符は 『禅』 だ」って言ってたことを併せて思い出す。

何も鳴っていないのに、何かがある…ってことかな。


ところでこの日は、東日本の震災から5年目。


当日券が100枚以上売れたというその日のお席は、くしくも311人にて満員御礼となりました。
日々笑えること、音楽に携わることは、決して当たり前に享受できることではないと、肝に命じた1日でした。

2016年3月11日金曜日

『草の風』 コンサート ~馬頭琴の調べ~

暖かかったり、肌寒かったりを繰り返しながら、本格的な春を迎えようとしています。
道すがら見かけた何本かの若いサクラの樹には、すでにたくさんの花がついていました。

ひと巡りしたなぁ、という感じがします。


さて、突然ではありますが…

生徒のYさんのご関係で、急きょコンサートを主催することになりました。

イワノビン・アマルトブシンさんと仰る方の、馬頭琴のコンサートです。

PCはClickで拡大します

ヨーヨー・マや元ちとせ等と共演など、素晴らしいご経歴もさることながら、
彼はある部族の長でもあるらしいのです。

この方は本当の意味で深く自然を知り、いのちを奏でる人…という予感がしています。


お寺の本堂でする、気楽な会です。

急なご案内ではございますが、併せて素敵な趣向も用意していますので、皆さまお誘いあわせの上、どうぞいらして下さい♪

(あ、フルートを吹かれる方はお持ち下さいね。
アマルさんには不遜な申し上げようかもしれませんが、アチラはスゴイとかコチラは自信がない…とかではなく、彼の大きな音楽に包まれて、一緒になれるような気がするのです)

彼はきっとそういう方です。


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『草の海』 馬頭琴コンサート終了 http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/03/blog-post_24.html

春のイベント http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/02/blog-post_76.html

自然は最良の作曲家 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/04/blog-post_20.html

葉っぱのフレディに寄せて http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

アンサンブルレッスン(中級) http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_9.html