落語家の柳家花緑さんと作家の藤井青銅さん(とD&Department)によるプロジェクトのこと。
47都道府県に1つずつ、その土地らしい新作のご当地落語を制作し、
各々の地域をデザインの視点から紹介したガイドブック『d design travel』の発刊に合わせて、お披露目するという企画。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160314/201603140935_26901.shtml
ハナからまどろっこしくて、すみません… (^^ゞ
とにかく花緑師匠が岐阜に、ということで出かけました。
小さなエレベーターの中で偶然一緒になり、気さくに話しかけて下さり、好感度200%増し!
演目は、古典と新作のご当地(岐阜)落語。
新作は、「フィレンツェ、ダ・ヴィンチ、美濃和紙、ミツマタ、回り道」…がキーワードになったお噺。
柳家花緑師匠 トークショウは撮影okだった |
…で、結局のところワタクシ当人は笑いを期待して参ったのですが、噺家としての「芸」があまりにスゴくて、
笑いもさることながら、「スゴイ☆」と感心しきり。
◇ 人物のキャラクターが実に明確なコト
◇ 話の情景が具体的かつ鮮やかにイメージ(=可視化)できるコト
◇ 無の空間、間の支配が絶妙なコト (流れを切らず「無」を迎えられる、の意)
…コレって音楽とまったく一緒だなー。
一流の音楽家はまったくもって、ソレだもんなぁ。
「間」と言えば、この間日曜朝の番組で、ヴァイオリニストの五嶋龍氏が、姉Midoriを指して
「彼女の休符は 『禅』 だ」って言ってたことを併せて思い出す。
何も鳴っていないのに、何かがある…ってことかな。
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