2015年2月3日火曜日

ブラウ & パユ 対談!

しばらくご無沙汰していました。
なんというきまぐれブログなのでしょう。


先週末、ベルリン留学時代の友人たちと再会することができました。
当時の友人たちは、関東や関西圏で活動していて、普段はなかなか会えません。

今回会った友人は、2人ともフルート奏者であり教育にも携わっていますので、お互いに共感したり、私自身は大いに刺激を受けたり、とあっという間の時間でした。



久しぶりにベルリン時代の仲間に会ったタイミングで、面白いインタビューを見かけましたのでご紹介します。

ベルリン・フィルの首席フルート奏者、アンドレアス・ブラウ氏とエマニュエル・パユ氏の対談インタビュー。




アンドレアス・ブラウ(以下敬称略)は昨年定年退職され、先秋から後任として元シカゴ響のマテュー・デュフォーが新たなメンバーに加わりました。

(オーデシションはぶっちぎりの成績だったとか。…彼なら納得、だなぁ。先日名古屋に来ていたジャコー氏も入団テストを受けていたらしいです。)


ブラウは、パユが生まれる前からベルリンフィルのメンバーであり、カラヤン時代はもちろん、アバドやラトルと言った指揮者のもと活躍しました。

アンドレアス・ブラウ氏

パユは、45年もの間ベルリンフィルの歴史、-特にカラヤン時代を共にしてきたブラウに、大きな関心を寄せています。オーケストラの中の首席奏者の役割や、木管フルートのアプローチなどについても。(訳されていませんが、パユは木管の頭部管を5つも割ってしまったとか!)

首席奏者どうしなので、普段は一緒に吹くことのない2人ですが、ベルリン・フィルという巨大なエネルギーを持った楽団の一員として、ベルリン・フィルのどんな歴史を背負い、どんな未来を導くのか、真摯な話し合いがなされています。


ベルリン・フィル ラウンジ 
アンドレアス・ブラウ & エマニュエル・パユ 対談

※ たくさん記事がありますので、真ん中辺りまでスクロールして下さい

http://www.hmv.co.jp/news/article/1502020050/ (第108号 前編)

http://www.hmv.co.jp/news/article/1501160013/ (第109号 後編)


対談の映像はこちらに↓あります。(独語、英語字幕)

https://www.digitalconcerthall.com/ja/interview/16903-4


ブラウさんとは、ムラマツ名古屋の公開講座でご一緒させて頂きました。バッハの管弦楽組曲2番のレッスンでしたが、通訳が間に合うかドキドキしました。

アーティキュレーション、装飾音、スタイル、テンポ、フレージング等、細やかな積み重ねを大きく構築していく、そんなレッスンだったと記憶しています。

打ち上げの時、名フィルの橋本先生が同じオーケストラ奏者として、大変熱心に質問されていたことも思い出されます。

【関連記事】

サイモン・ラトルの後継予想 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/04/blog-post_14.html

サイモン・ラトルの後継予想 ② http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/04/blog-post_27.html

新世代のトップランナー / セバシチャン・ジャコー氏 
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/09/blog-post.html 

パユ氏から神戸市長への手紙 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_22.html

超月の晩 - 牧神の午後 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/09/blog-post_29.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html


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