この頃聴いたどの公演も、心の栄養になったり物事を考えるきっかけとなって、私自身の一部となるような気がします。
この週末は、ハンガリー国立歌劇場によるロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』を観ることができました。
惚れた腫れたの、まるで昼ドラを見るようなあらすじ。
オトコゴコロ、オンナゴコロ、横恋慕、野心…。
どの登場人物も総じて自我に素直で、肯定的で、まったくウラヤマシイ限り ?! 笑
人間の欲望の『リアリティ』が、極めて生き生きと描かれています。
セビリアの理髪師 @ 愛知芸文 大ホール |
個人的には、セッコの部分のチェンバリストがお遊び満載で、とても愉しみました☆ ラフマニノフのPコンや、エリーゼのために、メンデルスゾーンの結婚行進曲の断片…はたまた2幕の初っ端は、ノキアの着信音から始まるという、大胆かつ、完全に手の内にある即興の遊び心が可笑しかった…♪
実はこの公演、いつも応援して下さる方からご招待を受けたものでした。
日本にいながらにして、このような豊かな時間を頂戴し、どのような言葉も御礼の気持ちに代えることが出来ません。
この場を借りて、心から感謝の気持ちをお伝えしたく思います。
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