2015年6月30日火曜日

蓮の花が、今年も

蓮の花が、今年も咲いてくれました。
ドイツの親友家族が、日本を去る時に残してくれたもの。

ふだん不義理をしているくせに、咲いてくれると格別に嬉しい。(ゲンキン極まりない…^^ゞ)

「アーカンシェル」…というらしい♪

「泥より出でて、泥に染まらず」

蓮の花の深層(水中の泥水)と表層(水面の花)とのギャップに、人は様々な思いを寄せる。
それは時に、哲学や宗教にまで行きつくほどに。


この花のありようは、私にある音楽家を想わせました。

その方は優しく寛大で、いつも多くの人を和ませ楽しませるのに、奥深く隠れた部分には、いのちに関わる言いようもない哀しみを抱えて、日々を過ごしておられたのです。

…多かれ少なかれ、人間にはそんなところがあるのかもしれないけれど、表に見えているものには、きっと僅かな手がかりしかない。

「シャーレンストロウン」

蓮の花には、「あわよくば、こうありたい…」と思わせる、尊い魅力がありながら、ーこの花の寿命と同じようにーその決意も3日で終わってしまう、…ワタシであります。


【関連記事】

知ることより、感じること http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

自然は最良の作曲家 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/04/blog-post_20.html

0 件のコメント:

コメントを投稿