2016年2月27日土曜日

冬の白川郷へ

先日、初めて白川郷・合掌村に行きました。
先のブログで触れた、犬山市とドイツ・ハレ市との学生交流事業のプログラムの一環。

あいにくこの日は冷たい雨が降り続いて、外には長くいられませんでしたが、雨もまた情緒と思えば、悪いわけもなく。

写真に収めてみたらなんだか趣があって、後ろの杉山など青のフィルターをかけたら、東山魁夷みたいだなーと。

やっぱり世界遺産のパワーかな ??

水のせせらぎに、この時期はさすがに震えましたが、新緑の頃もさぞ美しいだろうと想いを馳せました。

世界遺産 白川郷
               
肝心のドイツのお客さまは、そのオープンな心で、日本流のもてなしの心を細部まで感じて下さいました。

Die Gaeste aus Halle, in Tokoname
              
仕事を始めてから、旧東ドイツの方たちとのご縁が増えました。

もちろん、今回お迎えしたゲストの「個性」だとも思うのですが、彼らには日本人にとって大変心地良い、共通の「人情」を感じます。

それは明らかに、私が暮らしたベルリンでは、容易く得られるものではなかったな。

犬山とハレ。
本来、縁もゆかりもなかった土地どうし。
それが今となっては互いに確かな愛着を持って、その関係を深めている。

それは、その土地に住まう「人」との関わりに負っていることを、改めて思うのでした。


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