2018年12月23日日曜日

2018 クリスマスコンサート 終了

アンサンブル クラング & るる の初共演♪
2018年 クリスマスコンサート@岐阜シティタワー43 アトリウム

大変心地良い余韻を残して、終了しました。


フルートの音色がピッタリの、アトリウム


独りではなし得ない喜び


思い思いのオーナメントも、思い出に華を添え



ご来場いただきました皆さま。
ていねいなご準備を重ねて下さった、主催の下川さま。

日常とは一線を隔す、格別な時間をありがとうございました♪


来年またネ♪


P.S.
コンサートの翌日(12/23)も、個人レッスンがありました。
どの生徒さんも誠実にフルートに向き合っておられ、このような1コマ1コマのレッスンの取り組みにも、感動を新たにします。
とりわけ中学生たちは、アンコン・ソロコンの時期。
集中してのぞめ!

【関連記事】

2018 クリスマス コンサート
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2016 クリスマス コンサート 終了
https://klangjapan467.blogspot.com/2016/12/2016_17.html

アンサンブルクラング (中級)
https://klangjapan467.blogspot.com/p/blog-page_9.html

アンサンブル るる (サークル)
https://klangjapan467.blogspot.com/p/blog-page_1.html

2018年12月18日火曜日

2018 クリスマス コンサート

フルートクワイヤーによる
Christmas Harmony

20181222日(土)
13:30 / 15:30〜 ※2ステージとも同じプログラム 
岐阜シティタワー43 1階 アトリウムJR岐阜駅 直結)

〜出演〜
棚瀬 尚子
アンサンブル クラング  浅野比富美、碓井彩那、佐伯智子、藤原祐子、武藤由加里
アンサンブル るる  小林恵子、高田祥代、高橋知世、竹中百合子、田中牧恵
肥田 文香 - Piano

イエス キリストの誕生
そのおごそかな前夜
まっすぐな光をまとった、偉大な生命の誕生
その命の紡ぎ

そんなコンセプトでお届けする
フルートクワイヤーによる、クリスマスプログラム


入場無料
整理券不要
皆さま、お気軽にお立ち寄りください

夜想曲 / メンデルスゾーン
彼方の光 / 村松崇継
生命の奇跡 / 村松崇継
ハッピー バースディ ヴァリエーション
家族になろうよ / 福山雅治
ジョイフル ジョイフル
ホワイトクリスマス

【関連記事】
2016 クリスマス コンサート 終了
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2018年12月17日月曜日

今夜9時

2018年12月17日(月)21:00~
NHK ニュースウォッチ9 にて

”クイーン”の独占インタビュー放映。


インタビュアーは、クラングのメンバー 佐伯さんのご子息だそうです♪

NHKの記者としてイギリスのEU離脱の現地取材、
併せてクイーンのインタビューをされたそう。

政治にカルチャーに素晴らしいお仕事です。


話題のエイガ、ずっと観たいなぁと思っています。
詳しいわけではないので、まず今夜のインタビュー楽しみに拝見してみます!

【追記】
私自身門外漢ながら、ミュージシャンとしての本質をあぶりだす、素晴らしいインタビューでした!

12/27 インタビューの模様がテキスト化されていましたので、ご興味のある方はぜひご一読ください。

クイーン 独占インタビュー 前編 / ロジャー・テイラー
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181226/k10011759981000.html

クイーン 独占インタビュー 後編 / ブライアン・メイ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181227/k10011760211000.html




2018年12月9日日曜日

めくるめく師走 ♪

暖かい11月が過ぎて、いよいよ真冬の寒気がやってきました。

しばらくブログを放置し、カニだの映画だの、のんびりしていたかと思いきや

通常のレッスンに加え、本番に向けた沢山のリハーサルが入ってきています。
本番に向けて音楽がぐんぐんと具体的なカタチを成し、これを信じて行くのだ」という道筋を固めているところ。
こういう意識が凝縮していくプロセスは、最高に楽しい!

先週末は、友人のご母堂さまをお見舞いに、施設で演奏させて頂く機会がありました。
吹き手は2人。お客さまも2人。
パーソナルな空間で、穏やかに繋がり合うことを実感できた、本当に心地佳い時間でした。

我が教室の3人の中学生は、アンサンブルコンテストに向けて、どの子も素晴らしく真摯に準備しています。コンテストである以上、結果の付いてくる緊張感と共に、楽譜を越えて、音楽らしきもの?いえ、それこそが音楽そのものなのでしょうがに触れた時の楽しさ、嬉しさが増えてきています。

そして12/5には、愛知県立芸大にてミハエル・マーティン コフラー先生のマスタークラスで通訳をしました。
私自身指導者として、音楽を常に新鮮な感覚で保つことの大切さを学びました。
これについては改めて記すことができれば、と思います。

*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+

と言うわけで…教室の皆さんと共に、めくるめく音楽三昧の師走です。

家人の体調不良が痛手ではありますが、それも生活の一部。
一日一日、公私ともにしっかりせねば。

明日は犬山にて本番♪
本番での「スパークル☆.。.:*・゚ ☆.」が、毎年彼らの最大の強み。
それを信じて眠りましょう zzz… おやすみなさい。

2018年11月23日金曜日

オーケストラ / 映画

映画の好みは人それぞれだと思いますが
現在Amazon プライムで配信中の、『オーケストラ』という映画について、少しご紹介します。

(もうだいぶ前のエイガです、、、2009年とか?)


ラデュ・ミヘイレアニュという監督の作品で、
共産主義政府によるユダヤ人排斥の問題を扱った…気難しい映画?…かと思いきや

笑いどころも満載!

何より最後はチャイコフスキーの音楽に牽引されて
全ての事が昇華されるという、力強く図太く、そして温かい人間味にあふれた映画です。

ヴァイオリニストを演じたメラニー・ロランという女優。
何者にも媚びず、カッコよすぎた。


ユダヤ人排斥、という黒歴史。
それ自体は、重くシリアスな社会派的テーマです。
でもそういう風に語っていないのが、最大の魅力でして。


この監督の前作『約束の旅路』も、アフリカ系少年が生き延びるためユダヤ人として育てられる、という複雑かつ見ごたえのあるテーマを扱っていました。

エキゾチックなBGMもすごく好みで。
(あ、この映画はめちゃシリアス系です。)



先にご紹介した「オーケストラ」、そして「約束の旅路」。

両作品は、根底に描きたい共通したテーマがあるのに
語り口はまったく違っていて、各々別人が撮ったような作風なんです。

個人的な趣味の話しでしたが、
よろしければ、秋の夜長にいかがでしょうか?

2018年11月22日木曜日

A mystery

昨日、夜の部のレッスン準備のため
レッスン室に向かおうと、いつもの階段を上らんとしたまさにその場所で…

ぎゃーーーーっ!!!!!!!
◇×★…△●~*□…Σ●*×☆~*↷↷↷ (@_@)

く、黒い物体がコンクリの壁にぴとっと張り付いていた。

と、鳥か…?
コウモリか?
クモ?

…蛾にしては大きすぎる。

うちのレッスン室は、隣家の庭の茂みに面している。
今までも、その階段の踊り場に生き物が入り込むことは珍しくなかった。

思いつく限り考えてみる。
しかし、想像し得るものとはどうやら違うようだ。

恐怖に堪えて、凝視してみる。
かなりグロテスクなソヤツは、のそりと動いた。

「え…?」
「まさか?」
「何で〜??」

思いつくはずもない物体が、何故そこに現われたのか…?
まったくもって、知る由もない。

…皆さん、なんだったと思います?
コヤツです、コヤツ↓↓↓


コレは…カニ…ですよね?

ある著名音楽家の楽器の中から、やはりカニが出てきたという話をSNSで見たけれど、
カニの神出鬼没ぶりときたら…恐怖のどん底です。

教訓:カニは人智を越える!?

皆さん、ご安心を♪
ウチのレッスン室に、カニは(普段)いません!!!!!!

2018年11月16日金曜日

カワイイモノのモチベーション?

気がつけば晩秋。
暖かい太陽の光にエネルギーをもらっています。

同時に、12月アンサンブルの本番やその他諸々に向けて、助走が始まっています。

先日あるショッピングモールをぶらっとしていたら、
どこもすっかり冬支度&クリスマスのディスプレイ。

中でも、あるお店のクリスマスツリー用のオーナメント(飾り)に心が奪われてしまいました!

思えば、これまでクリスマスツリーというものを所有したことがなかったので、ドイツ時代に集めていた錫(すず)製のオーナメントを持っているだけでした。
コレはコレで、いかにもドイツらしくてカワイイですけどね。


ドイツのクリスマス市で買い求めた錫製のオーナメント。

6年ほど住んでいたベルリンの街に、KaDeWeカーデーヴェー)という高級デパートがあって、この時期のディスプレイはなんとも豪華絢爛 *・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.
毎年見に行くのが楽しみでした。
「おとぎの国ってこんなかなぁ…」と想えるクリエイティブな店内。
ドイツの人にとってクリスマスは、寒くて長~い冬のゴホウビなんでしょうね。


今やクリスマスのテーマカラーも、×に限らず、シルバ×ブルーだったり、ゴールド×ピンクだったり、ブラウン×レッドだったり

消費に踊らされている〜と分かっていても、なんだかウキウキしてしまうんですよね〜。


…話を戻すと、通りかかった地元のそのお店(Francfranc)で、ガラス製のオーナメントをいくつか購入しました。


Francfrancと100均と私物

それでね、そのお店のディスプレイ
これを私たちのクリスマスコンサートに応用したいなーと思って…♪

急きょ彩那ちゃんをお呼び立てして、準備してみました!

皆さんにも気に入ってもらえると良いなあ。
(そして願わくばコンサートに向けて、たくさん練習してもらえますように。ボソっ)



金曜日のクラング 
土曜日のるる
の練習の時に、持っていきますね~。

クリスマスコンサートは

1222日(土)13:30 / 15:30 
岐阜シティタワー43 1 アトリウム

にて開催。

どうぞお気軽にお立ち寄りください♪

2018年10月26日金曜日

生徒さん募集 / 2018 後期

2018年11月より、新規の生徒さんを募集(若干名)します。
曜日や場所が決まっていますので、ご注意ください。
             

【個人レッスン】

月曜日午後 / 月1〜2回 ※お時間ご相談ください(JR穂積駅 徒歩7分)

水曜日 15:15~16:00 / 17:45~18:30 月3回  各1名 (羽島市 ヤマハ音楽教室内)

日曜日 午後 / 月1回 ※日程・お時間などご相談ください。(JR穂積駅 徒歩7分)

☆フルートを始めてみたい方
☆良い音で気持ちよく吹きたい!という方
☆ブラスバンドなどで吹き方を悩んでおられる方(音程が合わない、良い音が出ない!等)
☆名曲集や練習曲だけでなく、レパートリーを増やしたい方

あなたのフルートライフを、ていねいにお手伝いします。

≪参考リンク≫
生徒さんの声 https://klangjapan467.blogspot.com/p/blog-page_2.html

【アンサンブルレッスン】

◆アンサンブル るる
※サークル的な雰囲気で、気軽にアンサンブルを楽しみたい方 
※なごやかな雰囲気の中、より息の合った演奏をめざしています。

土曜日 13:30~15:00 月1回 (瑞穂市 駅西会館 / JR穂積駅徒歩5分)
https://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_1.html         
     
◆アンサンブル クラング 
※集中した雰囲気の中で、しっかり楽しみたい方。中級者が対象です。
※難曲に挑戦?…というより、中級程度の曲で密度の濃い演奏をめざしています。

金曜日 19:30~21:00 月2回 (瑞穂市 駅西会館 / JR穂積駅徒歩5分)
https://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_9.html

      
詳しくは… klangjapan@gmail.com までお問い合わせください。

2018年10月7日日曜日

不必要善 / 2018 発表会終了

終わってみれば台風の到来も信長まつりの喧騒も影響なく、
2018年の発表会が終了しました。

出演者の皆さま…猛暑の頃から入念な練習を重ね、緊張を堪えながら本番を終えるまで、本当にお疲れさまでした!

本番までの過程でできるようになったことや、様々な発見、
そして何より演奏して楽しかった!という瞬間を多々味わえて、私も嬉しかったです。


親友の父君ー自ら茶道具の記念館を営み大変な教養人であった方なのですがーのお言葉を思い出しました。

「世の中には『必要悪』というものが存在するけれど、音楽や美術というものは『不必要善』なものだよ。」

…ヘタクソな意訳だけれど、そんな主旨のことを仰ったと思います。

一般的に、音楽を含む文化に触れるということは、生活の最優先事項ではあり得ません。
音楽とは、生活の余白に生まれてくる「恩恵」であり、乱暴に言えば「社会生活上は不必要」なものだ、必ずしもなくてはならないものではない、と。


6角形はハロウィンモチーフのクモの巣

確かに…今私が仮に音楽をやめても、社会的には誰も困らないし、何一つ滞ることはありません。
それなのに、私たちが自ら楽器を手にする理由はなんなのでしょう?

もちろん、音楽そのものを愛していることもあるでしょう。

それに加えて私は思うのです。
「人間らしく(=その人らしく)生きられる」から、ではないか、と。

誰かの受け売りではなく、「自分の五感を」研ぎ澄ませること。
「自分のアタマで」納得し、考えること。
演奏を通じて、全身を精密に統合すること。
他人と合わせるのに必要な、繊細な協調性(センサー)を持つこと。

フルートを吹く上で、皆さんが実際行なっていることです。
コンピューターとか、スマフォとか、AIとかでは代用の効かない、人間らしい経験をする。
コレってスゴイことですよね?!

昨日皆さんの演奏を肌で感じながら、「人間らしく生きる」ことの素晴らしさ、
つまり皆さん各々における「不必要善」の素晴らしさを、改めて感じたのです。

ステキな時間を、ありがとうございました。

2018年10月4日木曜日

2018年 発表会のご案内

【再掲】

第13回 フルートの会 Klang 発表会

2018年10月6日(土)13:45 開場 / 14時 開演予定 

サロンドルチェ / 岐阜市金園町2丁目4
ドン・キホーテ交差点より東へ200m 北側

地図などはコチラ↓↓↓
http://salondolce.web.fc2.com/index.html


*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・

フルートを吹く喜びを分かち合う、年1回のチャンスです。

「名曲の花束」と題した第1部!
第2部はフルート史を(ざっくり)たどる?テレマン、J.S.バッハ、モーツァルト父子、ケーラー、そして圧巻のドゥメルスマン!
そして昭和歌謡屈指の名曲、「異邦人」を大アンサンブルで!

どなたにも聴いて頂けますので、お気軽にお立ち寄りください。

そして、今年は面白いものを作ってみましたので、
気に入って頂けると良いなぁ~♪♪♪

*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・

お越し頂ける方は、必ずコチラをご覧ください↓↓↓
(信長まつりの交通規制情報です)
http://klangjapan467.blogspot.com/2018/09/106.html

2018年9月30日日曜日

W.アウアー 2018 岐阜

発表会の翌日ですが、、、

ウィーンフィル首席FL奏者、ワルター・アウアーさんが岐阜で演奏されます。
https://salamanca.gifu-fureai.jp/1579/

毎年お正月にウィーンからTV中継される、黄金のホールのコンサート。
ご存知でしょうか?
今年は、アウアー氏が出演されていました。

コンサートへ行き慣れた方にも、初めての方にも楽しんで頂けるコンサート♪♪♪
弦楽の方もとても聴きやすく、ステキなプログラムです。



今年4月に、アウアーさんのレッスン通訳をさせて頂きました。
たくさんのことを学ばせて頂き、生徒さん方にも還元していくつもりです。

実際の音を聴いたら、もっとフルートが好きになるはず!
なかなか岐阜では聴けないコンサートですので、ぜひ☆

雨の続く湿気た毎日、ヨーロッパの軽やかで乾いた音がなつかしい!

【関連記事】

W.アウアー氏 公開レッスン in 刈谷
http://klangjapan467.blogspot.com/2018/04/w-in.html

シュッツとアウアー
http://klangjapan467.blogspot.com/2016/05/blog-post_21.html

2018年9月24日月曜日

中秋の名月

…といっても、この辺りは曇っててきれいに見えません…。


…ですので、お耳におすそ分け。
ベッリーニという作曲家の 『Vaga Luna(優雅な月)

声楽を始めると必ず出会う曲で、笛で吹いても心地良いです。

Ruth Ann Swenson

今日のような穏やかな(又はそうありたいと切望する)晩のお伴に。

…いつか月にまつわる曲を集めて、コンサートをしてみたいな…♪

WPO 金貨

長くお付き合いを続けて下さっている、ご年輩の方からいただきました。


ウィーンフィルの記念金貨。
オーストリア造幣局が発行しているものです。
(しかもずっしり重い…。)

これまでのご縁を有難く思うと同時に
「しっかりやりなさい」
と仰って頂いているようです。

これから何回お会いできるのか、を考えるよりも
「次に」お会いできることが大切。
1回1回が年月を束ねていくことでしょう。

肝に銘じて、大切にしなければ…。

2018年9月17日月曜日

10/6 信長まつり 交通規制

生徒のNさんによりますと、
発表会の当日は岐阜信長祭りの1日目にあたり、
会場のサロンドルチェ近辺も交通規制があったり、道路が混んだりするようです。

今日(9/17)の時点で、公式の交通規制図はまだ出ていないようですが、
毎年同じらしいのでこちらでシェアしておきます↓↓↓

画像をクリックすると、大きくなります。


会場のサロンドルチェは、岐阜市内のドンキ・ホーテの交差点を東に(地図上では右に)折れたところにあります。
発表会当日、金華橋通りに規制が敷かれます。
そのため、ドンキのある長良橋通りはバス等の迂回路にあたり、駐車場も含め混雑が予想されます。

どうぞ、時間の余裕をもってお出かけ下さい。
ご不便のこととは思いますが、お知らせまで。

2018年9月16日日曜日

本番3週間前は?

発表会まで3週間ほどになりました。

大人の生徒さんは、真夏の暑い時期から着々と準備を重ねてこられ、
「ウチの生徒さん、マジスゴイわ☆」と、心の中でソンケイしていました。

(子供たちは、ラストスパートを頑張るのじゃ♪)

さて、譜読みも終わり、本番まで3週間。
これからどうしましょう?

本番さながらに、バンバン通し練習をしたくなりますよね?

分かります、その気持ち。

でもね
インテンポの通し練習ばかりしてると
すごーく雑になっていきます。

そもそもテンポの設定も、注意が必要!

YouTubeなどで模範演奏もたくさん見つかる昨今。
プロの吹く模範テンポに「惑わされる」ことなく、
あなたの持つ1番ステキな音色を、隅々まで行き渡らせたいのです。

そのためには…
(不自然でない程度に)あなたのテンポで、あなたの表現を探し求めることです。
大事なのは、模範テンポで吹くことではなく、音楽の「キャラクター」を表現しようとすることです。

それが、この教室の美学ですぞ!(笑)

それから、もう一つ。
練習時間の配分について。

練習時間の半分は音作り(=ロングトーン)ゆったりとした技術練習(音階や跳躍など)に費やすことです。
アンブシュアを「しっかり」作っておくこと。
これをしておかないと、本番で息が逃げたり、吹き散らしたりしてしまいます。
ロングトーンの練習は音色の安定性や柔軟性を得るのに
絶対に裏切らないですよ!

あ、ちなみに
大きな音を、響きのある音と錯覚?することも要注意です。
大きな音は、小回りが利かなくなってしまうのです。

残りの練習時間の半分は、曲をゆっくりと。
細かい音も響きにのせていくイメージで、細部まで耳を澄ませてみて下さい。

つまり、本番のように吹くのは目安として練習時間の1/4程度であっても構わないと思います。

ベルリンフィルの人たちも、本番ギリギリまでウラ(楽屋とか舞台裏)で落ち着いてゆっくりめの練習をしています。
楽器の名手たちであっても、そうなんです。
ヴァイオリニストの五嶋みどりさんは、ゆったりとした練習だけに、毎日たっぷり2時間はかけると聞きます。

それだけアタマからの司令を呼吸や指先に届けること(=神経回路をつなげること)を、とことん丁寧にやっているんですね。

「ロングトーン」の練習とは、単に息を長く吐くことではありません。
あなたの理想とする響きをカラダと対話しながら作っていくそういう意味合いです。
ビブラートの速さ、強弱、音程、この練習だけでも色々な観点がありますが、
「この音で吹きたい!」という音色が聞こえたら、先ずはバンバンザイです。
どの音域でもその音色を安定して得られるように、続けてみて下さい。

本番まで、さらに実りのある時間を過ごしましょう!

2018年9月6日木曜日

虹の向こうに

耳に慣れたこのメロディを
若い時は、心に留めることはあまりなかったけれど


大きな台風に、北海道の地震…。

心穏やかでない日々には
その言葉(歌詞)も含めて
必要だとすら思うのです。

2018年8月15日水曜日

フルートスピードお試し

忘れがたい、2018年の猛暑。
この頃は朝晩少しだけ秋の気配も感じますが、
いつまで続くのかな〜と、さすがにウンザリ…。

ちょうど今、空気が破れるように、花火の音が聞こえています。

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先日、生徒さん数名とあるものを試しに楽器店へ。

”フルートスピード”

「足部管にはめるだけで、ワンランク上の音色に!」という触れ込みの、
フルート用装備品です。

フルートの音色は、一義的には使用される金属の材質や吹き手個人の奏法(息のスピードや音圧のかけ方、イメージ等)によって生まれます。

近年それとは別に、手軽に音色を変化させる、様々な装備品が出回るようになってきました。

(The Flute オンラインのHPより拝借)

フルートスピードは、見た目もシンプルでジャマにならず、コスト的にも手軽。
…なので試してみました。

プラチナ / ピンクゴールド / 24Kゴールド / ホワイトゴールド12K / の(各プレート)4種類。
(詳細は→ https://www.alsoj.net/flute/magazine/view/175/857.html#.W3PGTOj7SUk

足部管の端に付けます。付ける角度によって、明暗音色の違いが。

私の楽器はブランネンの総銀です。(ヘッドはラファンの銀)

見た目的にはピンクゴールドが欲しかった〜。一応女子なんで …(^^ゞ

けれども…結局購入したのは、プラチナ24Kゴールドプレートの2種。


プラチナは、アーティキュレーションの反応の良さとその具体性、響きのまとまり感が。
24Kは、立ち上がってくる音の輪郭が明瞭で音色が沈み過ぎず、歌いやすい。

ピンクゴールドは、私の楽器には、また私の吹き方には柔らかすぎて
ホワイトゴールドは店頭になく、試せませんでした。


また吹く曲によって印象も違い、バロックものはプラチナがしっくりくるし、
コンチェルトや華やかなソロ曲の場合は、24Kがよりマッチします。

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足部管に小さいパーツをはめ込むだけなので、
生徒さん方も、最初は「よく分からん…」と。
とっかえひっかえ試すうち、またお互い聴き合ううちに、違いを感じておられるようでした。


アルタスの総銀を吹いている生徒のTさんは、楽器も吹き方も明るいトーンなので、
プラチナが少し重めに効いて、落ち着いた音色になるのではないかと思いました。
アーティキュレーションもより明瞭に…と期待しています。

YAMAHAの管体銀を吹いているもう一人のTさんは、響きの安定感とまとまりを得られ、やはりプラチナを選びました。アンサンブルにもよく馴染むのでは、と思います。

ムラマツの総銀を吹いておられるSさんは、まったく別の商品(リーフレック)との相性が良く、音のつながりや響きの伝達が豊かになり、吹く嬉しさ倍増♪のご様子です。

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以上、音に関する感覚はとても主観的なことです。
各人様々なイメージや記述があると思いますので、参考までに記しておきますね。

いずれにせよ、小さいパーツの割にコスト以上の効果 という印象です。
気分転換には持ってこい。
長く必要になっていくかは、これから試してみたいと思います。

なお、今夏発刊された『MURAMATSU通信 SPECIAL』の中に、フルートの金属学 「プラチナ」に関する考察 という記事があり、面白く読ませて頂きましたので、合わせて記しておきます。