2014年10月3日金曜日

アンビヴァレント

このブログは、一義的には生徒さん達との交流や、情報発信のためにと思い始めてみましたが、気が付くと私自身の趣味ブログの体になってきたような…?

素敵な動画がありましたので、ご紹介します。

『シネマ パラダイス』~ニュー・シネマ・パラダイスより 
エンリコ・モリコーネ:音楽
Yo-Yo Ma:チェロ
Chris Botti:トランペット



この映画やモリコーネの音楽の素晴らしさは、私が語るに及びません。

ヨーヨー・マはクラシック界の、クリス・ボッティはジャズ界のスーパースター。2人の音楽はあまりに違うのに、この曲の中では1つの世界、1つの宇宙を成しています。

「甘美さと孤独」「哀しみの中にある光」「渇いた愛」「静けさの中のパッション」・・・そんな相反する感情を、同時に感じるのです。Ambivalent(アンビヴァレント)-そんな風に言うそうです。

私は音楽に限らず、そのような世界観にとても惹かれます。


…それにしてもクリス・ボッティのサウンドは、伸びが合って柔らかく、渇いているのに甘い…。(どんだけ言うんでしょう!)

彼のインタビューの中で、「体の中に響きを見つける」「朝起きてヨガをするように、毎日のルーティンワークとして音作りの練習を欠かさない」「音作りの練習では、筋肉の使い方の記憶を耳を通して行う」、というような事を言っています。ストイックなミュージシャンのようですが、私たちにも大いに参考になる発想だと思います。


…そんなクリス・ボッティが、近々来日すると言う情報が。

2014年10月17(金)/18日(土) 大阪ビルボード
2014年10月20(月)/21日(火) 東京ビルボード

情報だけでもワクワクします。


ちなみに、この『ニュー・シネマ・パラダイス』は、フルートでも楽譜が出ています。とても素敵な曲なので、興味のある生徒さんは声をかけて下さいね。


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