素敵な動画がありましたので、ご紹介します。
『シネマ パラダイス』~ニュー・シネマ・パラダイスより
エンリコ・モリコーネ:音楽
Yo-Yo Ma:チェロ
Chris Botti:トランペット
この映画やモリコーネの音楽の素晴らしさは、私が語るに及びません。
ヨーヨー・マはクラシック界の、クリス・ボッティはジャズ界のスーパースター。2人の音楽はあまりに違うのに、この曲の中では1つの世界、1つの宇宙を成しています。
「甘美さと孤独」「哀しみの中にある光」「渇いた愛」「静けさの中のパッション」・・・そんな相反する感情を、同時に感じるのです。Ambivalent(アンビヴァレント)-そんな風に言うそうです。
私は音楽に限らず、そのような世界観にとても惹かれます。
…それにしてもクリス・ボッティのサウンドは、伸びが合って柔らかく、渇いているのに甘い…。(どんだけ言うんでしょう!)
彼のインタビューの中で、「体の中に響きを見つける」「朝起きてヨガをするように、毎日のルーティンワークとして音作りの練習を欠かさない」「音作りの練習では、筋肉の使い方の記憶を耳を通して行う」、というような事を言っています。ストイックなミュージシャンのようですが、私たちにも大いに参考になる発想だと思います。
…そんなクリス・ボッティが、近々来日すると言う情報が。
2014年10月17(金)/18日(土) 大阪ビルボード
2014年10月20(月)/21日(火) 東京ビルボード
情報だけでもワクワクします。
ちなみに、この『ニュー・シネマ・パラダイス』は、フルートでも楽譜が出ています。とても素敵な曲なので、興味のある生徒さんは声をかけて下さいね。
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