2015年5月5日火曜日

岐阜県中学校選抜吹奏楽団 ②

3月に活動開始となった、岐阜県中学校選抜吹奏楽団。
この連休中には合宿が組まれ、初日の5月3日、レッスンにうかがいました。

何と言ってもレッスン環境が抜群。様々なトーンの緑に囲まれて、マイナスイオン浴びまくり☆なのでした。

レッスン室からの眺め

というのも、レッスン会場は旧揖斐郡久世村という所にあった、久世小学校。(ちなみに、その少し先は日本一人口密度が低い市町村だった、旧藤橋村っていう… (^^ゞ)

現在では廃校になってしまった久世小学校ですが、レッスン室(=教室)からの眺めは↑こんな感じ♪ ここはスイスかトスカーナ !? 笑 …いえいえ、私にとってもちょっとディープな岐阜の一部なのデス。

なんだか、本当の意味で楽譜の外に視野が広がって、いつもと違ったヒラメキが降りて来るがな☆
時には非日常に身を置いて、感覚を新鮮にしておくって大切かも。


さて、今回は2回目の楽器別レッスン。
1回目を受けて、どんな方向に向かってくれたかな?…とワクワク ^m^

選抜生だから、モチベーションも集中力も高い。
皆のそれぞれが、しっかりアンテナを張って何かを具体的に吸収してくれたことが分かって、一安心。


…そして、もし選抜生の子たちがこのブログを読んでくれていたら、次のこともお伝えしたいな、と思います。

♪次の音楽の展開を、「速く読んで」「反応」。演奏って逆算だから。

「次に○○が来る!」と分かって吹いているかな?特にブレスの後、「歯切れが良いのか」、「または歌うようなフレーズなのか」、「そもそもブレスによってフレーズの繋がりを失っていないか」etc... ブレスの仕方や音の反応は、それによって決まるんだよ、ということが1つ。前を読んでる音楽は、イキイキと運ばれて行くものです。

♪毎日練習している技術は、「絵筆」のようなもの。その筆で「何を描くのか」ってこと、感じてくれると嬉しいな。

 「ミステリアスに?」「ドルチェ?」「感傷的に?」「威厳をもって?」ー楽譜上に出てくる「楽語」や「音型」そのものを、自分たちの感覚で捉え直して身近に感じて欲しいな、ということがもう一つ。それぞれの表現に絶対的な「正解」があるわけじゃないから、「自分なりの」想像や感覚のひきだしを、幅広く持つことなんだろうと思います。

特に2点目は私自身もそうありたいなぁ、という願いでもあります。


…それにしても、幸せなレッスンでした♪
素晴らしい環境のもと、やりがいのある素晴らしい子供たちと、熱心な先生方や支えて下さる保護者の方々と!

どうかこの県に、真の音楽が芽吹き、より豊かな実を成し、根付いていってくれますように…。


【関連記事】

岐阜県中学校選抜吹奏楽団 始動!
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ようこそ、Nちゃん♪
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【余談~☕】

せっかくここまで来たので、

cafe  notari

帰りは cafe notari (カフェ ノタリ)でマッタリ *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・

辺りは豪雪地帯なので、冬期は休業してしまうお店。
このお店のためにブレンドされたという、山田珈琲の豆で淹れたカフェオレ。
深いコクに癒されて、ホッと一息ついてから家路につきました。

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