2015年9月29日火曜日

超月の晩 - 牧神の午後

昨夜はスーパームーンなる晩。

この辺りは雲がかっていて、TVやSNSで見かけたような、まんまるのお月様は見ることができませんでした。
でも、ここらの月もなかなかドラマチックで。

2015.9.28. Supermoon / Gifu, Japan

その晩は、気の向くままに『牧神の午後の前奏曲(Prélude à l'après-midi d'un faune)』をさらっておりました。秋の夜長のムードにぴったり。

フルート1本では味気ないけれど、幻想に抱擁されるかのような、この曲がいとおしく。
オーケストラサウンドの醍醐味。


Youtubeでは、この曲の映像がたくさんupされています。
ラトル×パユ、カラヤン×ツェラーの他にも、ブーレーズ+ロンドン響、バーンスタイン+ボストン響、などなど。

中でも、特に耳を惹いたのは…

チェリビダッケ+ミュンヘンフィルの演奏。(動画は3つに分かれてしまっています。)
管楽器泣かせの、かなりゆったりしたテンポなのですが、なんとも詩情に溢れていて。

Celibidache / Muenchener Philharmoniker 
Prélude à l'après-midi d'un faune 1/3

フルートソロ素晴らしいなぁ、見たことあるなー、と思ったら…
ミハエル・マーティン・コフラーさんだ。(髪型のせいで分かんなかった。 (^^ゞ)


Prélude à l'après-midi d'un faune 2/3
 3/3 is missing!

2年前にお会いした時、「チェリビダッケとの音楽はいつまでも忘れられない、最高の指揮者」と特別な面持ちで仰っていたっけ。

コフラーさんは、今年の11月もミュンヘンフィルの公演に合わせて名古屋でレッスンをなさるので、(通訳としてですが)ご一緒できることになりました。今年はゲルギエフとの公演なんですね。

今度はお話しをいっぱいうかがってみたいです。


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月とシエラ http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/07/blog-post.html

暑中お見舞い申し上げます http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/07/blog-post_31.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2015年9月27日日曜日

In the mood for "Prost!"

イベントは1つ終わったし、
ブログは10,000ビューを超えたし、
週末だし、
中秋の名月だし、


I'm in the mood for Kanpai. - そんな気分です。

ボジョレー・ヌーボーとやらは、今年11月19日(11月の第3木曜)が解禁日だそうですが、
頂きもののこちらも、「今年できた」スパークリング(発砲)ワインなんだとか。

早いなぁ。
もう日本に来てるんですね。

…というわけで、また明日からの活力が湧いてきますように!

Prost!
Cheers! (^o^)丿


Chet Baker, Sings

2015年9月26日土曜日

ご来場ありがとうございました / 葉っぱのフレディ

『葉っぱのフレディ』、終演致しました。

言葉と音楽と共にあった、いとおしくも豊かな1時間は、あっという間に過ぎ去りました。

「おはなしとフルートアンサンブル」という組み合わせ。
言葉と音楽のコラボレーション。

言葉が音楽のイメージをより確かなものにし、音楽が言葉のイメージを拡げる…。
話し手と演奏者が『+』に影響し合って、良い空気を生んだのではないかな、という実感が残ります。

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何をおいても、ご来場いただいたお客さまには、心からの感謝をお伝えしたく思います。

たくさんのお子さんにもいらして頂いて、とっても静かに、興味深そうに聴いて下さったばかりでなく、「フルート吹いてみたい~♪」という声も届いていましたよ。^m^

視覚のご不自由な方にもお運び頂きました。ホールの大きく開放的な窓から、明るい光と共に、フルートの音色や話し手の声色を心地良く感じていただけたようでした。また、「命」について正面から考えさせられる、奥の深いテーマだった、というコメントも。

またあるお客様は、高野山のお坊さんが「葉っぱのフレディ」のお話をなさったとかで、図書館からこの本を持参され、熱心にメモを取りながら聴いておられました。


こんな風に、お客様を交えて拡がっていく輪も、格別に嬉しいものです。



演奏には、多少の不備もあったことと思います。
またていねいに、修正していきましょう。

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なお、CCN岐阜(ケーブルテレビ)、「チャンネル長良川」さんが今日のステージを取材して下さいました。2-3分ほどに短かく編集されて放映されるそうです。

■ チャンネル 地上デジタル12ch
■ 番組名 エリアトピック
■ 放送日程 9月30日(水)
■ 放送時間  6:45 / 7:45 / 8:45 / 10:45 / 11:45 / 12:45 / 17:45 / 20:45

■ 再放送 10月3日(土)、10月4日(日)  8:00 / 12:00 / 18:00

■ 放送エリア 岐阜市、瑞穂市、羽島市、各務原市、関市、美濃市、山県市、北方町、笠松町、岐南町


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あ、フレデイが♪ http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_4.html

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フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2015年9月23日水曜日

笛吹きの必需品

(ToT)......

こさえてしまった。
口唇ヘルペス。

なぜに本番3日前…。

アパチュア(息の出口)直撃。
リッププレートと唇の間に、お茶漬けとかについてる、アラレ?はさんでるみたい。
笛吹きの唇は、1ミリ以下の筋肉をコントロールしているので、腫れるとか異物とかあり得ないんです。


出来たものはしょうがない。
早く治すだけ。



ヘルペスって治りにくいですよね。
だから初期=ムズっと気が付いたら、即勝負!

抗ウィルス剤のビゾクロス錠とアラセナ軟膏。

超初期が肝心だから、症状もないのに内科、皮膚科、歯科などで前借り処方?して頂いてます。

今回は、自覚症状なくいきなりタオルでガリっとやっちゃったから、衝撃が大きかった。
リンパ液がぁぁ、リッププレートにくっついてぇぇぇ。(ご想像におまかせします。)

あぁ、一刻も早く治りますように!


PS:気が付いたら今日、累計10,000ビューを達成していました。ありがとうございます。この件は、また改めて…♪

2015年9月21日月曜日

新世代のトップランナー / セバシチャン・ジャコー氏

爽やかに澄み渡った日が続いています。夜は夜で月が冴え冴えとしているし。
秋は一番好きな季節です。


さて、今回は以前このブログにもチラっと挙がった、セバシチャン・ジャコー Sebastian Jacot 氏のことを。

昨年12月に、名古屋でもジョイントコンサートが行われ、足を運んだ生徒さんもいらしたようです。
私自身は、だいぶ前にサイトウキネン(オーケストラ)を聴いた時、「また若いコがのっとるなぁ~」というのが、最初の記憶。
でも、こういうコって、やっぱり世に出てくるのですね。

セバシチャン・ジャコー氏

音楽系のニュースを追っていたら、彼のことが続けてニュースになっていたので、ご紹介してみます。

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―1つは、つい先週末に行われた、ミュンヘン(ARD)国際コンクールという権威あるコンクールで、第1位になったこと。(フルート界では、結構な関心事です。)

―もう1つは、ドイツ・ケヴァントハウス管弦楽団の首席奏者に就任することです。


現在28歳、スイス人。
神戸(2013)、カール・ニールセン(2014)、そしてミュンヘンARD(2015)の各国際コンクールにおいて第1位。

≪ARDコンクール後のニュース (独語・英語)≫
http://www.br.de/radio/br-klassik/sendungen/allegro/ard-musikwettbewerb-finale-floete-100.html

審査員の1人、ヘンリク・ヴィーゼ (バイエルン放送響の首席FL)氏は、


「楽器を替えて吹いたとしても (※訳注)、楽曲に対する様式感は揺るぎなく、(奏法や解釈が)自然にまとまっている。何を表現するにも無駄がないのです。そこが彼の魅力的なところ。」


と評しています。
(※ARDでのジャコー氏は、曲によってヘインズの木製、ミヤザワの14K、又は金属のヘッド+木製管体を吹き分けたそうです。)

そしてこの胸板は…(笑)、水泳だそうで。
ポスト・パユ、「フルート界のロックスター ?!」 なる記事も目にしました。

≪カール・ニールセンコンクールの2次予選≫
1999年製 ヘインズ コーカスウッド(トケイソウ)のフルート。

クーラウ:ディヴェルティスマン Op.68 第6番 cis-moll 
ファーニホウ:カサンドラの夢の歌
ドビュッシー:牧神の午後の前奏曲

それにしても、このアンブシュアや呼吸の安定して自然なこと♪
立ち居振る舞いも含めて自分のペースを作るのに慣れていて、他のー例えばアジアからのー参加者に比べ、非常に成熟した感じを受けます。
現代音楽(=ファーニホウ)での、「音そのもの」に対するインスピレーションも実に豊かです。

新しい世代のトップランナー☆
魅力的な奏者が現われたものですね。

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ところで…

ドイツ・ライプツィヒのケヴァントハウス管弦楽団は、現在の常任指揮者リカルド・シャイー氏が任期を全うせず退任になり、1年後の来シーズンには、ベルリンフィルの指揮者を選ぶ時にも話題になった、アンドリス・ネルソン氏が就任するそうです。

今期から入団する首席チェリストも、フランス人。

ドイツ的なサウンドを色濃く残すと言われるケヴァントハウスも、代替わりが進みます。同時に他のオーケストラ同様、国際色を強めていくのでしょうか。


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ブラウ&パユ対談 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html

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2015年9月19日土曜日

葉っぱのフレディ ~おはなしとフルートアンサンブル~ ご案内

『葉っぱのフレディ』
ーいのちの旅ー
レオ・バスカーリア 作

2015年9月26日(土)開場 13:30 / 開演 14:00 (終演予定15:00)
岐阜県図書館 多目的ホール
入場無料 / 3歳のお子さんから入場して頂けます。

おはなしとフルートアンサンブルによるコラボレーション♪
心洗われる調べにのせてお届けします *・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・

皆さん、どうぞお気軽にいらして下さいね。

【プログラム】

♪木漏れ日の散歩道 / 神長一康
♪バランセル(=ブランコ) 『エオリア組曲』より (抜粋) / M. ベルトミュー
♪Bacchus(バッカス) / 山中惇史
♪月とシエラ(抜粋) / W.オッフェルマンズ
♪彼方の光 / 村松崇継
♪旅立ちの日に(抜粋) /  坂本浩美
♪朝の祈り 『こどものためのアルバム』より / チャイコフスキー ※ピアノ独奏


PCではClickで拡大します
【主催】フルートの会 クラング
【後援】岐阜市教育委員会 / 瑞穂市教育委員会

【広報掲載誌】
咲楽
GIFUTO
JRPS (日本網膜色素変性症協会)岐阜県支部会報誌


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葉っぱのフレディに寄せて http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html

ご来場ありがとうございました / 葉っぱのフレディ
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/09/blog-post_26.html

あ、フレディが♪
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_4.html

なぜ合奏は「合う」のだろう? http://klangjapan467.blogspot.jp/

アンサンブルレッスン(中級) http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page_9.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2015年9月13日日曜日

なぜ合奏は「合う」のだろう?

「葉っぱのフレディ」に向けたアンサンブル練習も、いよいよ佳境に。

充実した練習が続いています。
音楽を作り上げる道のりって、本当に愉しいなぁ…♪(p゚∀゚q)

そこで…
『なぜ合奏は「合う」のだろう?』

という、とーーっても分かりやすい研究がありましたので、ご紹介してみます。
ヤマハ音楽研究所という機関が、さまざまな研究を分かりやすく伝えているサイトです。

いつもお話ししてるコトなんですけどね。 (^^ゞ

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なぜ合奏は合うのだろう? 河瀬諭氏 (音楽心理学・感性情報心理学)
http://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/kawasesatoshi1_chapter1/

↑合奏における演奏者どうしのコミュニケーションについて触れられています。


そもそも合奏が「ズレる」と認識されるのは、0,1秒を超えたあたり。
とくにフレーズの出だしは、0,1秒以下であっても、ズレると認識されることも多いのだとか。

⇒とても繊細な感覚と、俊敏な反応が求められるわけですね (^^ゞ


何を手掛かりに合わせている?

≪言葉のコミュニケーション≫
レッスン時や練習中は、演奏のやり方を話し合うなど、言葉のコミュニケーションによって情報共有されますが…

言葉以外のコミュニケーションに、以下の事が挙げられています。

≪体の動き≫ FL奏者の場合
身体とともに楽器自体もよく動いています。合奏でのこのような動きは、共演者に対する演奏のタイミングの情報として役立っています。次の音が出るタイミングを動作から予想できるのです。

フルート奏者が上体をゆっくり反らせた後、前にうなずくように体を倒し始めると、音の出るタイミング(=アインザッツ)が予想されます。

≪アイコンタクト≫
多くの演奏者が合奏中のアイコンタクトや視線を重視しており、その理由の一つとしてタイミングを合わせることを挙げています。特にテンポが変化する箇所や、フェルマータの直後。

≪表情≫
合奏中の表情は、タイミングを合わせるというよりは、相手に音楽的な表現や曲の解釈を伝えたり、感情的なメッセージを送ったりするのに役立つ。

≪呼吸≫
呼吸も、演奏者どうし合わせる手がかりになります。息を吸う時の音や呼吸に伴う動きも、音の出るタイミングの手がかりになっています。「息の合った演奏」「あうんの呼吸」というように、呼吸は一体感を表す慣用句としてよく使われますが、それを裏付ける現象が、実際の演奏でも起こっています。


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おそらく、皆さんにも思い当ることがありますよネ。
同時に、コレは乏しいんでないかい?という事も。

生きた音楽を生むための、イキイキしたコミュニケーション。
このことが、音楽の姿をガラリと変えるキーワードになりそうです。


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葉っぱのフレディ ~おはなしとアンサンブル~ご案内
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フルート教室のご案内
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2015年9月7日月曜日

祝 ブログ1周年

このブログを始めて、今日で1年が経ちました。  (*´ー`)o∠・;'.、☆゚。+。゚*PAN*゚。+。☆

1年でおよそ9200ビュー。
実生活でこれだけの方にお会いしようと思っても…ムリですね (^^ゞ

感想を下さる生徒さん方、繰り返しアクセスして下さる方々、たまたま何かの記事にヒットしてしまった方々、
そしてこのブログを通じて出会えた方々…。

本当に、嬉しく思っています。

Thank you so much for your constant interest to my blog.  

教室ブログにしては、その内容も頻度も、あまりにマイペースなのは自覚済み。(笑)

本人は、愛して止まない音楽や音楽家のこと、
関心のあることばかり書いているので、愛着は増しているのだけど…。 (*゚ェ゚*)

これからも、どうぞうっすらお付き合い下さい。

ブログ開始1周年のお礼にかえて。

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2015年9月6日日曜日

ようこそ、Nちゃん♪

教室に、新しく中2のNちゃんが入会して下さいました。  (o'-'o)ノ Welcome♪

Nちゃんは、西濃地区のマンモス校、I中学の2年生。
とってもまっすぐな目をした、反応ピカイチ☆のお嬢さんで、今後が楽しみです。

今夏のシーズン後、吹奏楽部の部長になるんだとか。
全学年合わせると、ゆうに100名は超える大所帯らしいので、やり甲斐もあるってモンです。
広く見渡しながら、頑張ってネ (oゝω・o)b


Welcome to my class !

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この夏もコンクールが終わり、大切な大切な時間を、部活に注いだ中高生も多いと思います。
夏休みの大半の時間を部活に…それが良いのかどうか、色々な見方もあります。

ただ、10代のこの時期に「身を持って鍛え抜かれたこと」というのは、これからの人生の中でいつかつながってくることがあるんじゃないかな。

部活との出会いが、人生を変えることもあるでしょう。

そうじゃなくても…いぇ、むしろそうじゃない場合の方が多いのでしょうが、

仲間と調和することだったり、仲間とは思っていない人と歩み寄ることだったり、
集中力だったり、憧れや理想を希み、求める気持ちだったり…。

そういう人間らしさを培うことも、音楽を一緒にすることの醍醐味なのかもしれません (^-^)☆


中高生時代を経てのち、進学・就職・結婚・子育てなど、生活の形態が目まぐるしく変化します。

生活が落ち着いて、ようやく「自分のために」何か始めようという時、過去の経験から、再び楽器に触れようという方は少なくありません。

私の教室の生徒さん達にもそのような方がたくさんいらして、人生の巡り合わせだなぁ、と思うことがあります。


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岐阜県中学生選抜吹奏楽団 始動!
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ロングトーンのススメ①
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フルート教室のご案内
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アンサンブルレッスンのご案内
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「葉っぱのフレディ」~おはなしとフルートアンサンブル~ ご案内
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2015年9月4日金曜日

三重県フルートフェスティバル / 生徒さんのレポート

9月に入り、にわかに年の瀬まで見渡す時期になりました。

我が家には早くも庭師がやって来て、初夏から眺めていた緑がキレイさっぱり剪定されてしまいました。
新しい季節の到来。
「葉っぱのフレディ」も、いよいよ今月本番です♪


さて、去る8月29日に催された「三重県フルートフェスティバル」
アンサンブルレッスンでご一緒しているAさんから、臨場感あふれるご報告のメールを頂いたので、ご了承を得て紹介してみます。

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さきほどフェスティバルから帰ってきて、夕食もそこそこに、
大慌てで自分のフルートの音と聞き比べてみたところです。
先生、チケット、ありがとうございました。
最高のフェスティバルでした。

14時から始まって、17時すぎまで。

会場は13時くらいから開けていて、様々なフルートメーカーの試奏ができました。
でもショック。
他の人が吹いているような音が出ませんでした。
私には、今自分が吹いているフルートが一番良いです。

ロビーコンサートというのもあって、さまざまなアンサンブルチームが演奏していました。
試奏の音と混ざって聴きにくいですが、まあまあ楽しめました。
「木漏れ日の散歩道」を演奏しているチームもありましたよ。

1部の演奏も、素敵でした。
1部の全体合奏で、「70'sベストヒッツ」は、私の好きな歌謡曲ジャンルの曲集で、楽しめました。
また、最初に演奏した曲、「モーツァルトと行く音楽旅行」も、楽しい演出がありました。

2部のステージはゲスト3組の演奏。
どれもすばらしく、楽しいステージでした。
この3組の演奏を一度に聴く機会はまずないそうです。
3組そろってのパフォーマンスもあり、楽しかったです。

どのチームが一番歌がうまいでしょう、というコーナーがあり、
それぞれのチームか歌を歌いました。また、最後は9人でのアンサンブル。

Aubeは、2人ともハンサムです。
低音がよく鳴る人と、高音がきれいで少し抑制のある人のコンビで、バッハの曲を演奏。
私には完璧な演奏に聴こえまして、うっとりとしていました。
Aubeの2人は、アコースティックギターを持って、何の曲だったか、弾き語りで歌いました。

櫻舞 Aube


アンサンブルリュネットは、捧腹絶倒のおもしろさ。
衣装が、ピンク、イエロー、ブルーのヒーロー服で、
メガネ戦隊ミエルンジャー、という曲を寸劇を交えて演奏してくれました。

フルートアンサンブルというより、なんでも楽団という感じです。

アンサンブルリュネット


マグナムトリオは、マイクで音を拾うスタイルでしたが、素晴らしいパフォーマンスで、フルートにはこんな魅力もあるのだ、と感激です。
私が一番歌がうまいと思ったのは、マグナムトリオです。
3人で、何の曲だったか、静かなコーラスの曲を歌いました。
ハーモニーがばっちりで、男性コーラスグループか、と思うほどでした。

マグナムトリオの演奏ですが「三重で奏でる、すなわち三重奏」といったギャグを言っていました。
持ち時間20分の中で、できるだけたくさん演奏する、と言って、びっくりするような演奏を聴かせてくれました。

頭部管をはずして、フルート本体の頭の部分を手でたたいて、キーを操作してフルートを打楽器みたいにした音楽をやりました。マイクがあるからできるのですが。
また、一人が頭部管だけでメロディを奏でる曲芸とか。
コントラバスフルートというのか、背の高さぐらいの、曲がった楽器の威力もすごかったです。
この楽器を演奏した人は、お坊さんの格好で素足、といういでたちでした。
むりやり時間内にねじ込んだ、アンコール曲、マグナムトリオ版、熊蜂の飛行。すごい。
ごめんなさい、どうすごいのか、言葉では表現できません。

マグナムトリオ

マグナムトリオの印象は強いです。
3チーム各々に、たくさんの「すごい!!」がありました。


とにかくフェスティバル全体が本当に楽しく、まさに「お祭り」といった感じ。三重県はすばらしい。
数日たった今でも、余韻がさめません。
本当に本当に、岐阜でもこういうフェスティバルができたら良いなあ、というのが、実は私の昔からの夢です。
聴いた音を思い出しながら、今日もフルート練習しました。
おかげさまで、実り多い1日でした。

毎日毎日、よい音、よい表現、よい響きを目指して練習しますね。

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Aさんは、ブログに載せる提案をためらっておられたのですが、フルートへの思いがキラキラ☆ワクワクしていて、心に感じたままを綴っておられ、私にはとても新鮮に感じました。

Aさん、ありがとうございました。
これからもフルートと共にある生活、音楽と共にある人生を楽しんでいきましょう ♪ ^m^♪


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