充実した練習が続いています。
音楽を作り上げる道のりって、本当に愉しいなぁ…♪(p゚∀゚q)
そこで…
『なぜ合奏は「合う」のだろう?』
という、とーーっても分かりやすい研究がありましたので、ご紹介してみます。
ヤマハ音楽研究所という機関が、さまざまな研究を分かりやすく伝えているサイトです。
いつもお話ししてるコトなんですけどね。 (^^ゞ
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なぜ合奏は合うのだろう? 河瀬諭氏 (音楽心理学・感性情報心理学)
http://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/kawasesatoshi1_chapter1/
↑合奏における演奏者どうしのコミュニケーションについて触れられています。
そもそも合奏が「ズレる」と認識されるのは、0,1秒を超えたあたり。
とくにフレーズの出だしは、0,1秒以下であっても、ズレると認識されることも多いのだとか。
⇒とても繊細な感覚と、俊敏な反応が求められるわけですね (^^ゞ
何を手掛かりに合わせている?
≪言葉のコミュニケーション≫
レッスン時や練習中は、演奏のやり方を話し合うなど、言葉のコミュニケーションによって情報共有されますが…
言葉以外のコミュニケーションに、以下の事が挙げられています。
≪体の動き≫ FL奏者の場合
身体とともに楽器自体もよく動いています。合奏でのこのような動きは、共演者に対する演奏のタイミングの情報として役立っています。次の音が出るタイミングを動作から予想できるのです。
フルート奏者が上体をゆっくり反らせた後、前にうなずくように体を倒し始めると、音の出るタイミング(=アインザッツ)が予想されます。
≪アイコンタクト≫
多くの演奏者が合奏中のアイコンタクトや視線を重視しており、その理由の一つとしてタイミングを合わせることを挙げています。特にテンポが変化する箇所や、フェルマータの直後。
≪表情≫
合奏中の表情は、タイミングを合わせるというよりは、相手に音楽的な表現や曲の解釈を伝えたり、感情的なメッセージを送ったりするのに役立つ。
≪呼吸≫
呼吸も、演奏者どうし合わせる手がかりになります。息を吸う時の音や呼吸に伴う動きも、音の出るタイミングの手がかりになっています。「息の合った演奏」「あうんの呼吸」というように、呼吸は一体感を表す慣用句としてよく使われますが、それを裏付ける現象が、実際の演奏でも起こっています。
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おそらく、皆さんにも思い当ることがありますよネ。
同時に、コレは乏しいんでないかい?という事も。
生きた音楽を生むための、イキイキしたコミュニケーション。
このことが、音楽の姿をガラリと変えるキーワードになりそうです。
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