2017年12月24日日曜日

2017 Frohe Weihnachten

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慌ただしい歳の瀬ではありますが
何より健やかで、穏やかな歳の瀬をお過ごしください。



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O Tannenbaum

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2017年12月23日土曜日

アンサンブル リュネット 2018 名古屋 / ご案内

↓↓↓ 年明けに、こんな演奏会があるようです。

アンサンブル リュネット 
10周年記念コンサートツアー 名古屋公演

2018年1月19日(金)19時開演


PCでご覧の方は、 クリックで拡大します


実力派にして、このアソビゴコロ。
惜しみないアイデア。
幅広い世代に楽しんでもらえること、受け合います!


音楽をも凌ぐエンターテイメント。
音楽をより生かすために、より多くの人に伝えるために。
そして何よりも、自分たちが楽しむがために。

時代が求めるスタイル なんだな、と思います。

【関連記事】
三重県フルートフェスティヴァル 

ゴッホ 最後の手紙

ゴッホ 最後の手紙 http://www.gogh-movie.jp/

やっと!
岐阜にも来るみたいです♪

2018.1.13.~ ※2週間限定上映
@CINEX(岐阜タカシマヤ前)


実写とCG、そしてなんと言っても62450枚もの油絵アニメ!
膨大な労力の結集。ものすごいインパクトです。


既存の手法も、組み合わせによっては、こんなにも斬新なビジュアルになるんですね。


【予告編】

2017年11月23日木曜日

2017 松栄楽器 管楽器フェア

大垣市 松栄楽器さんの「管楽器オータムセール」にて、
ミニコンサートの機会を頂けました。


予想を上回る、大勢のお客さま。
急きょイスを出して頂くほどでした。
  

それもそのはず…
生徒さんがそのご家族やお友達を連れて、大勢応援に来て下さいました。

12月にレッスンにうかがう、大垣東中のフルートセクションの子たちも!

ドップラー兄弟にあやかり、動きが完全にシンクロ
私自身、少し力んでしまったりして、省みることもありますが、
色々なタイプの曲を演奏することで、フルート音楽の様々な魅力をご紹介できたのではないかと思います。

また演奏後、皆さんが展示された楽器を次々に手にしている様子を見て、
地元で頑張っていらっしゃる松栄楽器さんと、
地域の皆さんを結ぶお役目は、果たせたのではないかと感じています。

ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

2017年10月29日日曜日

Job & Passion beseides

先週末に続いての台風。
カラッとした秋の晴天が待たれます。

近々行ったLiveの様子を紹介させて頂きます。

2017年10月7日(土)
薬膳カフェ微笑亭さんの2周年記念ライブ。

 

この日はツインフルート+ジャズギターの編成。
持ちかえで、フラメンコギター伴奏の曲もありました。

お客さまのご様子から、オーナー田代さんのお店づくりが、どんなに丁寧でお心づくしに溢れているか、伝わってきました。
あたたかいこと、この上なかったです。

ジャズギターの吉川先生と、ご一緒する機会の多い漢方薬剤師の高田先生
2周年、おめでとうございます!
素材を吟味し、医食同源をベースにした優しいお味のメニュー。
皆さんもぜひ一度お出かけください。(ランチがオススメ)

薬膳カフェ 微笑亭

2017年10月26日(土)
ピッツェリア SAM@岐阜市

ツインフルート+ピアノ+ベース+時々ヴォーカル、という編成。
なにしろバックのお2人は、百戦錬磨。マチュアなサウンドを提供して下さいます。

大久保キャサリンさんのヴォーカルもスムーズで、大変心地良く…♪
今回のバンドを編成して下さった方でもあります。


今回初めてご一緒させて頂いた、ピアニスト 武元理恵子さん。(写真左)
クニタチで、同じ時代に同じキャンパスにいらした作曲科の先輩でした。

理論を感性に落とし込む…
あんな風に自由自在に音を操れたら…
なんて楽しいだろう~☆って、共演者ながら羨望のマナザシで聴いていました。


驚いたことに、皆さん音楽活動とは別に、ご本業がおありなんです。
なんというパッションなのでしょうか!

「音楽があるから、生きてて良かった」と思えること。
教室の生徒さんたちにも、大いに当てはまるように思います。

私も少しずつ勉強しながら、楽しみの幅を拡げていきたいと思います。

(Sさん、いつも応援をありがとう♪)

2017年10月24日火曜日

2017 秋のお知らせ

台風一過。
一段と秋が深まっています。

このところ、筆不精ならぬキーボード無精?でごめんなさい…。

近々出演するコンサートの情報です。


↑簡易のチラシですが(汗)

今週土曜日は、ジャズを愛するお仲間とのライブ。
岐阜市のSAMさんは、すっごくおいしいピッツェリアらしいので、
お食事がてら気軽にいらして下さい。
(お席、少しなら確保できるようです。お食事代だけで聴いて頂けます。)


↑コチラは大垣市、松栄楽器さんのイベント。
店員さんであり、愛弟子?の碓井彩那さんと共演します。
「秋」のプログラムをお楽しみください。


この2つの本番の合間には、1週間ひったりドイツ語のお仕事。
それぞれ勉強(練習)することが違って、時間とのせめぎ合いですが、
頑張ります!

2017年10月2日月曜日

2017年 発表会 終了

2017年の発表会が終了しました。

今年は、発表会 初参加という方がたくさん♪
「緊張した~」というお声も、少なくありませんでした。

そりゃぁそうですよね?
生身の人間が音を創っているのですもんね。


実現できたこと、満足できたこと。
そして多少うまくいかなかったこと…。
色々あるのかもしれません。

でもね、コレは私の確信ですけど

どなたにも、本当にステキな瞬間があって…
そしてそれは連続していて。
皆さんが創り上げたその時間の流れを、私はきっと誰よりも楽しみました。

「こんな風に吹きたいな…」という気持ちをベースに、
音作りのこと、それにまつわる心身の調整のこと、そして何より音楽のことを感じ、考えてきた取り組みは、もうそれだけで人生十二分にOKなんじゃないか、と思えます。

アンサンブル るる のみなさん

発表会の機会は、昨年から流行った某アニメ映画の表現を借りるならー『結び目』なんじゃないかと、ふと考えました。

自分と音楽、自分とフルートとの結び
フルートを愉しむ仲間との結び、
様々な作品と出会うという意味での結び
そしてその場、その時、共に音楽を分かち合う、という結び

そんな『結び目(=Knotenpunkt)』を、皆さんがどこかの場面で感じられたなら、とても嬉しく思います。

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子供たちの笛や音楽に対する自然な在りようと、著しい成長
若い世代がクラシック音楽に親しんでくれる、その頼もしさ
日々多忙な中、フルートを、音楽を、日常に携えて下さる世代の皆さん
そしてフルートを吹くことを、もはや人生の一部としておられる方々

…そんな皆さんに、私は「生かされている」と強く感じます。
「とびきりの時間を、ありがとう!!」と、申し上げたいです。

醍醐先生から頂いた秋のお花

伴奏者として音楽を分かち合って下さった村瀬先生。
皆さんとお客さまを温かくつないで下さった司会の醍醐先生にも、
心からお礼を申し上げます。

また来年も「結び目」の機会を楽しみに、励んでいきましょうね。

追伸:ブログに載せても良いお写真がありましたら、メールやLineで送ってください。
(写真は皆さんの了解を頂いてから順次upします!)

【関連記事】

2016年 発表会
http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/09/2016.html

2016年 発表会終了
http://klangjapan467.blogspot.jp/2016/09/2016_24.html

フルートの会 Klang 第9回発表会
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/09/klang-9.html

「葉っぱのフレディ」プロジェクト
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/06/blog-post_12.html

2017年9月16日土曜日

Live @ 2017 大垣市かがやき市民講座

トリフォノフの記事の後、多少気がひけますが… (^_^;) ソレはソレ。

私たちの音楽も、お客さまに楽しんで頂けたようです♪

中医学のエキスパートであり漢方と養生のスペシャリスト、高田理恵先生のご講演。
第2部は、理恵先生とワタシのツインフルート+ジャズギターの吉川先生と演奏させて頂きました。理恵先生は、ご趣味で…と言うにはあまりに長じていらっしゃいますが…フルートを吹かれます。


りえぴょん先生のお話しはいつもとても分かりやすくて、今すぐ生活にいかせるヒントー日々の体調のコト、気候・食生活・心のありよう等々ーがギッシリ詰まっています。
もちろん、専門知識の引き出しもハンパないです。


普段の講演でも、養生のお話しと音楽ライブをセットでされることが多いそうです。

この日は一般市民が対象の講座でしたが、普段りえぴょん先生はがん患者の方々に、中医学的な観点からアドバイスをされています。
ですから、「音楽はより良い心のミカタになりますよ」とのお気持ちを、信念として、また実感として強く持っておられるんですね。


この日はボサノヴァやジャズスタンダード、ピアソラ、最後に朝ドラの「若い広場」などを演奏。
皆さんのお顔がだんだん緩んで、楽しんで頂けた様子。ヨカッタ☆

アドリブ演奏にも少しずつ慣れてきたワタシです...♪*゚

演奏メンバー+ヴォーカリストの福田さんと

来月も、同じメンバーでLiveをします。

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2017年10月7日(土)14時~
薬膳カフェ 微笑亭 / 岐阜県垂井町
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お店のファンが多く、すでに売り切れになったらしいんですけど、
微笑亭(ミショウテイ)さんの薬膳レシピは美味しいだけじゃなくて、とても良い氣が流れてるカフェなので、今後ともぜひご贔屓に☆

【関連記事】
がんの養生ライブ http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_66.html

2017年9月14日木曜日

D. トリフォノフ 2017 名古屋

ダニール トリフォノフのピアノリサイタルに行きました。

2010年のショパンコンクール以降、大まかながらも、その軌跡を気にしているピアニストです。


プログラム前半は、ショパンへのオマージュ。

モンポウ、シューマン、グリーグ、バーバー、チャイコフスキー等の作曲家たちが、ショパンの作風をなぞって、ショパンへのオマージュ(=敬意、尊敬)とした作品群。

今で言う「マジ、リスペクト!」ってやつかな。

ラフマニノフの「ショパンの主題による変奏曲」という曲がありまして、この曲ばかりはラフマニノフ自身が「オレに注目しろ~!」とばかりに、あっさりショパンの域を超えて「しゃしゃり出てくる」感じが、妙に可笑しかったです。

いずれにせよ、とてもオシャレなプログラム。
バーバーは特に印象的だった。
アンコールは幻想即興曲+スクリャービンの左手のためのプレリュード

後半はピアノソナタの2番。
あの有名な「葬送行進曲」付きの曲です。

文字通り、人の死を悼むおごそかな行進の後、中間部の甘美なメロディへ…。
そのメロディが繰り返し現われるたびに、その人物の生命は徐々に弱まり、最期に死の淵で「幻想」を見る…そんな様子がはっきりと感じ取れるのです。
「その夢のような現実は、確かにあった」と遠い記憶を呼び起こしているかのように、「1人の老人の生と死」が立ち現れてくる。


トリフォノフの演奏には、しばしば「幻が見える」と感じます。
拍(時間)やダイナミクスの整合性から離れ、音と音との関係性が微かに揺らぐ。
その一瞬の不安定さに、儚さをみるのかもしれません。

いわゆる甘いメロディ(葬送行進曲や幻想即興曲の中間部、Pコン1の緩徐楽章等)を生命の喜び、あるいは若さの煌きにまかせて甘美に歌うのではなく、花びらが落ちるような儚さと静寂をもって表現するトリフォノフ。

そんなところが、自分の心に深くタッチするのだと思います。

収容人数2000人を超える大ホールで、究極の引き算の美学をして魅せた彼。
なんというPPP!なんという勇気!!
感動しました。

立体的かつ響和的なファツィオリ コントラバスのような低音

それにしてもトリフォノフは、おじいさんみたいだ。
数年前はあんなに瑞々しかったのに、今は吹き出してしまうほど老成している。
不思議な26歳です。

とても佳い晩でした。

【関連記事】

ダニール トリフォノフ 2014 神戸
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/10/2014.html

トリフォノフのリサイタルへ
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/10/blog-post_28.html

グリンカ 別れのノクチュルヌ (トリフォノフ 幼少期の動画付き)
http://klangjapan467.blogspot.jp/2017/02/blog-post.html

2017年8月27日日曜日

Happy Birthday ヴァリエーション

久しぶりにカラっとした、爽やかな朝。

今年の夏はとりわけ湿度も高く、人にも笛にもなかなか苛酷でしたが、
皆さん変わらずレッスンにいらして頂きました。

そうえいば、今年も咲きました アーカンシェル

発表会まで、あと5週間♪

「え、5週間もあるっ!\(^o^)/
「わ、5週間しかないっ!(''◇'')ゞ

皆さんはどっちかな?
…どっちも、かな?

センセイの立場としては、これから本番までの時間が、本当に楽しみです♪
音楽がどんどん深まり、皆さんのカラダやココロに定着していく、そんな時期です。

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さて、この週末は ≪アンサンブル クラング≫と≪アンサンブル るる≫、両方のレッスンがありました。

≪アンサンブル クラング≫では、
三浦真理さん ファンタスティック モネからの抜粋 『水の庭』
マティアス・フリードリヒという方の『Happy Birthday ヴァリエーション』を練習中。

この『Happy Birthday ヴァリエーション』が、とても面白いっ!
おなじみ「Happy Birthday To You」-世界中で一番唄われている曲だそうですがー のテーマを、様々な作曲家「風」に仕立てた趣向になっています。

J.S. バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの大家や
「威風堂々」でおなじみのエルガー
「ワルツ王」 J.シュトラウス

あくまで「~風」、つまりパロディなんですが
この辺りは、「あ~分かる、ンな感じ」です!

Happy Birthday Variation / J.S. Bach の巻
他にも…

グレゴリオ聖歌(音階…というか旋法ができる以前の教会音楽。単旋律でハーモニーも拍節も無い)
フレスコバルディ(初期バロック、これはこれで面白い)
ヒンデミット (調性があるような無いような?不思議な浮遊感と着地。ちなみに我が母校ベルリン芸大の作曲家教授☆)
                                 
↑なんていうのもあります。
これらのパロディが、音楽の歴史を紡いでいくように、次々と現れるのです。

演奏する側は、各々の時代におけるその人の音楽らしさ(=様式)をつかむこと、
そして次々と変化するその様式を切りかえることが、なかなか難しい!

でも、楽しいっ♪

でも作曲者 M.フリードリヒさんの力量のおかげで、この壮大な音楽史の旅を大いに楽しんでいます!

当日は、お話ししながら演奏しようかな。
皆さんにもお楽しみいただけると嬉しいです。

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発表会は 9月30日(土)14:00~
岐阜市のサロンドルチェにて
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どなたにも聴いて頂けます♪

2017年8月3日木曜日

もうすぐ るる ですよ♪

8月5日(土)は、るるの練習日でーす♪(13:30~瑞穂市駅西会館)

今日は8名で

9月30日の発表会に向けて、るるの皆さんにもご参加をお願いしていまして、
皆さん ご快諾 !? の由…

ステキなスマイル…(^^ゞ

暑い毎日が続いていますが、皆さんいらして下さいねー。

おーい、みんなー、姿勢、姿勢!

曲は…

『海の見える街』『君をのせて』『風』の3曲です。

8月26日に臨時練習を設けました。
よろしくお願いします。

2017年7月17日月曜日

小山裕幾氏レッスン in 岐阜

今日は、ムラマツフルートフェアの一環で
小山裕幾氏(フィンランド放送響 首席奏者)による、レッスンが行われました。

テーマは初級・中級クラスともに「基礎奏法」。
各5人のグループレッスン。
フルートをより豊かに楽しむためには、直球ど真ん中のテーマです。

文字ではお伝えしにくいため、詳しい内容は割愛しますが、
今日のところは

「お腹からしっかり息を送り出すこと」

に尽きると思います。

〇音域の変わり目や、音から音への密な連結、同質性を保つこと(しっかり支える)
〇スタッカートやアーティキュレーションの時に、吐く息の量が減らない
〇低音は温かな息で(息のスピードを上げないで)口腔内の響きを捉える
〇「ほ」で吸うとお腹に、「は」で吸うと肺に空気が入る。両方必要。
                                   等々…

小山さんの核となる音色は、太い息の束、という感じです。
教会のパイプオルガンが、ずどんと体内に収まっている感じ。
脇腹の筋肉にも弾力があって、送り出す空気にエネルギーがあります。
そこから全てが始まっているのですね。


ところで…

今日嬉しかったのは、小6のみーちゃんがメモを片手に熱心に聴講してくれたこと♪
小山さんのサイン欲しさに、初めて買ったCDだそうです↓↓↓ (^^ゞ


私たちは、見上げるような音楽の巨星たちからインスピレーションや希望を得て、「よし、こんな風にやってみよう」と、毎日のやる気の糧を授かります。

私たちがフルートと共に歩んで行く際の、音楽と共に生きていくための道標であり、ガイドのようなお役目なんだと思います。

【関連記事】

上野星矢氏レッスン in 岐阜 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/12/in.html

ロングトーンのススメ  http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/11/blog-post_6.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2017年7月4日火曜日

2017 発表会

4月頃から、クチコミでのご紹介やこのブログを通じて、たくさんの新しい笛仲間と出会うことができ、とても嬉しく思っています。
教室の皆さん、いつもありがとう♪

(「アンサンブル るる」も、とっても良い雰囲気なんだよなぁ~。嬉しいっ\(^o^)/

さて…

今年の発表会の日取りが決まりましたので、お知らせします♪

第11回 フルートの会 Klang (クラング) 発表会
2017年9月30日(土)14:00 開演予定(※変更する場合があります)

サロンドルチェ / 岐阜市金園町2丁目4
ドン・キホーテ交差点より東へ200m 北側

地図などはコチラ↓↓↓
http://salondolce.web.fc2.com/index.html

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フルート仲間に出会えるチャンス!
ステキな曲を分かち合うチャンス!
1曲を深めていくチャンス!

笛を吹くことの醍醐味を味わえる、年1回のイベントです☆
ぜひご参加下さいね。

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2016 発表会
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2016 発表会終了
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自然体のつくり方
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ロングトーンのススメ
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なぜ合奏は「合う」のだろう
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2017年6月23日金曜日

ムラマツフルートフェア in 岐阜 / ご案内

2017年7月16日(日)
岐阜市のサロンドルチェにて、ムラマツフルートフェアが催されます。

楽器試奏(ムラマツのみ)、無料調整会、小山裕幾氏によるグループレッスン(初級・中級)及び個人レッスン、楽譜・CD販売等

フルートを身近に感じて頂ける、又とない機会♪
なにしろ、地域にフルート専門店が無い岐阜人にとって、お店の方から岐阜にやってきてくれる、貴重なイベントです!

◇楽器試奏
普段お使いのフルートと吹き比べられるチャンス。歌口のカット、キーのアクション、材質の違い等々、自分の感覚によりピッタリ寄り添う楽器と出会えるかもしれません。

◇無料調整会
日本の夏は湿度が高く、楽器には苛酷な環境と言えます。もともと緻密な作りをしているフルートは、調整一つで随分快適に吹けるようになったりします。
楽器の健康診断のようなものですので、積極的にご利用頂いたら良いと思います。(楽器の状態によっては有料になりますが、少なくとも診断は無料。)

◇小山裕幾氏によるグループレッスン
先のブログで紹介した「神戸国際フルートコンクール」において、日本人として初めて優勝された、小山裕幾氏によるレッスンです。
このクラスの奏者に、基礎奏法のレッスンをして頂けるのが有難い!
日々の練習の仕方や方向性、「何をどんな風に」練習していったら良いのか、多くのヒントを頂けるはず!

※教室の生徒さんで小山氏のレッスンをご希望の方は、お申込み前にご相談下さい。

◇楽譜・CD販売
実際、ムラマツ名古屋店に足を運ばれた方は、フルートだけに特化された楽譜コーナーや豊富なCDの取り揃えに、ワクワクしますよね!?
そんなワクワクを、今回は岐阜でもご紹介頂けます。

Clickで拡大します
なお、無料調整会とレッスンは 事前申し込みが必要 です。
申込みは、6月27日(火)11時~ 受付開始。

なお、グループレッスンと個人レッスン(受講者の了解がとれた場合のみ)は
聴講もOK。
何をどれだけ聴いても1000円だそうです。(申し込み不要)

ムラマツ楽器 名古屋店
052-733-8822

【関連記事】

上野星矢氏レッスン in 岐阜
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エミリー バイノンさん公開レッスン@植村楽器
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_12.html

ジャン フェランディス公開レッスン
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/04/blog-post_10.html

高木綾子さん公開レッスン
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html

2017年6月21日水曜日

Tosca! / パレルモ マッシモ劇場 2017

イタリア シチリア島にある、パレルモ マッシモ劇場。
映画「ゴッド ファーザー」にも出てきた、美しい劇場。

パレルモ マッシモ劇場の観客席

その名古屋での引っ越し公演にご招待頂き、大変有難く行かせて頂きました。
演目は「トスカ」。

美しいアリアの数々が、聴きたいように聴こえてくる快感。
絢爛な舞台装置。

幕が進むにつれ会場の空気に柔らかな揺らぎが生まれ、観客に波及し溶け合う。
その場に「生きた」舞台の醍醐味を存分に味わえ、大変幸せなひと時でした。

Tosca 第1幕のフィナーレ

当代きってのトスカの当たり役と言われる、フィオレンツァ・チェドリンス。
pp~ffのレンジが広く、オーケストラとの合わせも丁寧で、演技も細やかです。

Youtubeで見つけたゲオルギュー↓のトスカも、ため息が出ますねー。
チェドリンスもそうですが、声だけなく、歌だけでなく、音楽だけでもなく、役の生命がそこに息づいているのですね…。

アンジェラ・ゲオルギュー 「歌に生き、愛に生き」

カヴァラドッシ役のマルチェッロ・ジョルダーニ。
ナルシスティックに声の力で歌い上げる、ありきたりのテノールとは無縁で、むしろ抑制の効いたその歌声は、このオペラ本来のストーリーを繊細に表現していて、感動的でした。

ここでは、今カリスマ的人気のヨナス・カウフマン↓を紹介してみます。

ヨナス・カウフマン 「星は光りぬ」

フルートを習っている皆さんも、先生に「歌って~」と言われることが多いでしょう?
ここにアップしたアリアは、きっと皆さんも耳にしたことがあると思います。

「歌う」ってどんなことなのか、ぜひとも参考にしたいところですね...♪*゚

【関連記事】
『セビリアの理髪師』ハンガリー国立歌劇場 2015
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/06/blog-post_14.html

2017年6月1日木曜日

フルートの街、Kobe!

今、神戸がアツい!
(残念ながら、岐阜のゴウドではない!)

…というのも、若手奏者の登竜門として世界最高峰のコンクールの一つ、神戸国際フルートコンクールが開催されています。

資金難でいったん開催を危ぶまれたことは、フルート界の大きなニュースであり、ショッキングな事実でもありました。

今回は大口の寄付や協賛、そしてなんと言っても行政の理解や多くのサポーターの皆さんのおかげで、開催可能な運びとなりました。

行政がサポートするならば、神戸の一般市民の皆さんにもこのコンクールを存続させる意義を知って頂くことは、今の時代不可欠なのでしょう。

神戸国際フルート音楽祭』と名打って、フルートにまつわる様々なイベントが開催されています。

神戸国際フルート音楽祭 イメージ動画

ホールだけでなく、観光地や駅、街角などにたくさんのフルートの音が溢れ、
コンクールに合わせて来日する世界一線の奏者によるコンサートのみならず、地元愛好家による参加型のイベントまで、幅広く展開されているようです。

愛好家300人によるフルート大合奏

その質においても量においても、神戸が持っているブランド力をさらに高めることは間違いないと思えます。

イベントの核であるコンクールの方は、今日から第3次予選。

現在多くの国際コンクールがそうであるように、Youtubeではコンクールのライブ配信やこれまでの演奏を、全て観ることが出来ます。
(youtubeで検索すると、簡単に見つかります♪)

見る側は、コーヒーでも片手に観られるのですから、気楽なもの。
良い時代になりました。

さて、昨日はミハエル=マーティン コフラー先生のマスタークラスで、レッスン通訳をさせて頂きました。

コフラー先生は、このコンクールの審査員のお一人。
奏者として圧倒的な名手でいらっしゃるので、言葉を仲介させるよりも、実際に吹いて頂くことで、受講生に伝わる部分が多いです。


ブリリアントなこの音色を、表現の際を極めるこの豊かな音楽を、
至近で味わえた6時間。
多くの事を学び確認できた、貴重な体験でした。

【関連記事】

コフラーさんのマスタークラス
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_27.html

エミリー バイノンさんの公開レッスン
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/blog-post_12.html

恩返しの公演~神戸国際フルートコンクールに寄せて
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/11/4-2015.html

2017年5月7日日曜日

『腹話術師たち、口角泡を飛ばす』

GW、爽やかなお天気が続きました。

先月の仕事で、ドイツのハレ市からいらした、ある素敵な女性と知り合いました。
ハレ市の劇場で舞台衣装のデザインをしているという方。

この街にはドイツ語圏唯一、人形劇の劇場があります。(主に大人向けの。)
その劇場で、世界的に注目を浴びている演目がある、と
前出の彼女が話してくれて、なんとなく忘れないでいたところ…

同じ演目が、このGWに日本で上演されるとの情報を目にしました。
ので行ってきました、静岡へ!


『腹話術師たち、口角泡を飛ばすDas Bauchrednertreffen)


腹話術師とその人形が9組、かなりカオスな会話劇。
会話の層が多元的に飛び交って、観ている方の意識が一点に集約できないのです。

正直、楽しくはなかったです(笑)
ただ、ジワリと考えさせられました。
考えざるを得ないのです。

「オモテ」の自分をつかさどる、腹話術師たち。
オノレの分身をつかさどる、「ウラ」の人形たち。

「オモテ」とは、そのキャラなりの社会的な人格…と言っても、そのキャラはぶっとんで拗らせた面倒くさいヤツらーであり、
「ウラ」とは「オモテ」の鬱屈したホンネや本当の願望を背負わされた、更に濃いキャラの人形たち。

カート コバーン人形も登場   人形ども、キャラ濃すぎ!

舞台上の際立ったキャラたちのせいで、その「オモテウラ」の関係が他人事に見えてしまうとしたら、ましてやそれを奇妙に思ったり、憐れみを感じてしまうとしたら…
私たちは自分のことを知らないのかもしれない。

腹話術師と人形は、ここでは本当は同じ人物の表裏一体なんだろう。
「オモテ」と「ウラ」があまりに明瞭に分け隔てられているだけで。

哀しみや孤独に気付いていもらいたい
フラストレーションや怒りをあらわにしたい
認められたい、共感されたい
愛されたい…etc.

人形たちーひいては腹話術師たちのホンネの欲求は、(かなりエキセントリックな表現法ではあったけれど)
この世の誰もが心の深層に持ち合わせるものではないのだろうか?

そんなこじらせた登場人物たちを観ていると、それは他人ごとではなくて、まさに自分自身もその舞台に立たされたキャラクターの1人として、あらわにさらされているような気にさえなる。

主役のニルス・ドレシュケ氏

会場を後にした観客は、各々の観点でこの演目を味わった様子だった。
私とはまったく異なった意見も聞こえてきたから、解釈は人それぞれなんだろう。

帰りの電車に、偶然にも主役のニルス・ドレシュケ (Nils Dreschke) 氏が乗り込んで来て、私の目の前に立ったので、少し緊張しながらも声をかけてみた。
冒頭に紹介したハレの知人が、まさに彼の知人でもあったので、しばし会話が弾み、静岡駅の構内で10分ほど立ち話をすることができた。


この演目のみならず、年間100日は世界を回っているそうですが、
この演目の反応は、どこでも「ビミョー」なんだそうです(笑)
まーそーだろーなー。

2017年4月30日日曜日

「アンサンブル るる」 スタート♪

新生、アンサンブル るる
始まりました~♪

『月1回のゆるやかなペースで、フルートと共にある豊かな時間』
をモットーに、教室内外の笛吹きさん達が集まって下さいました。

年齢層も幅広く、フルートの経験年数も予想していたより長く、中には県外の方も!

初回は初見で始まったこともあり、少し緊張気味でしたが、皆さん良い方ばかり *.:+・゚・:+・
反応も良いですし、集中力も高い。
立ち上げて良かったなぁ~と思います。

これからどんなサウンドになっていくのでしょう?
楽しみ、です♪

初回は、色々なジャンルの曲を…

ロンド 『アブデラザール組曲』より ← とてもよく知られたニ短調の…
★チムチムチェリー
★彼方の光 / 村松崇継

月1回のペースですので、子育てや介護、又はお仕事のため、毎回の参加が難しい方もいらっしゃいます。
ご興味のある方は「出遅れた!」などど思わず、いつでもウェルカムですよ♪

次回のレッスン日は…

5月13日(土)13:30~15:00
岐阜県瑞穂市 駅西会館 小ホール (JR穂積駅徒歩5分)

尚、アンサンブル クラング (中級クラス)もメンバーを募集しています。
こちらは月2回、金曜日の夜練習することが多いです。

お問い合わせ、お申し込み、ご相談は コチラ ↓↓↓にメール下さい。
klangjapan@gmail.com

【関連記事】

楽しいアンサンブルの、はじまり、はじまり~

2017年4月18日火曜日

ドリーム フルート アンサンブル

新年度も始まって、
新しい顔ぶれ、新しい環境で生活が始まった方もいらっしゃることでしょう。

私のようなお仕事は、新年度というような大きな区切りはなく、生徒さん方と比較的長くお付き合いできるため、積み上げていく喜びと共に、やりがいを感じます。

一方で、新しい生徒さんとの出会いも、また格別に新鮮です (^^♪


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一昨日は、県中学校選抜3期生の初レッスン。
顔合わせをした時の、みんなのやる気に満ちた様子が、嬉しかったです。
「シャキッ」と音を立てそうなくらい、若々しい(?当たり前?…(^^ゞ)活力に溢れていました。

そして明日は…
「ドリーム フルート アンサンブル」さんの、合奏レッスン。


こちらのグループは、もう20年も!同じメンバーで活動を続けています。
その秘密は、メンバーお一人お一人の「お人柄」

皆さんがこのグループに安心感と信頼感を寄せ、そしてフルートと共にある人生に、生きがいすら感じておられるように思うのです。

20年のうちに熟成された「調和」。
それは自然で温かい。
それがベースになっているのですから、音楽の道筋はいつも明るい です!

音楽する上で、こういう「居場所」があるってことは
本当に幸せなことだと思います。

新しく立ち上げる「フルートアンサンブル るる」や「アンサンブル クラング」も
こんな風になっていったら良いなぁ。

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選抜中学生のレッスンも、ドリームアンサンブルさんも、年間数回という不定期なレッスンではございますが、
豊かな音楽作りを少しでもお手伝いできること、幅広い方々とフルートを通じつながっていることを、幸せに感じています。


【関連記事】

なぜ合奏は合うのだろう?
 http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/09/blog-post_13.html

楽しいアンサンブルのはじまり、はじまり~
http://klangjapan467.blogspot.jp/2017/03/blog-post_22.html

2017年3月22日水曜日

楽しいアンサンブルのはじまり、はじまり~。

【4/18 内容を改めました】

春分も過ぎ、もうあと10日もすればサクラも満開でしょうか。

先日JR東海のキャンペーンで、西美濃のサクラめぐりを楽しむツアー、という趣向のポスターを見かけました。
この辺りの地域は、特別なところに出かけなくても、お花見スポットがたくさんあって嬉しいですね。

(拝借画像)

春に向けて、なにか始めてみたいなぁ、という方へ。
この春、新しい フルートアンサンブルのクラス が始まります♪
『アンサンブル るる』(仮名)と名付けてみました。

ひとりで吹いているのが物足らなくなった方。
仲間と共にフルートを楽しみたい方。
アンサンブルの場を探しておられる方。

ご一緒にいかがでしょうか?
只今メンバー募集中です。

初回は…

2017年4月29日(土)13:30~15:00
瑞穂市駅西会館 小ホール

にて行います。

お仕事やご家庭のことで忙しいけど…
自分自身の時間も楽しみたい方。

先ずは無理なく、月1回のペースで始めてみたいと思います。

当初、「初級」のアンサンブルのクラスとして募集を始めましたが、
なんだかカタイ気がして…。
もう少し気軽に「サークル」のような感じでやってみたいと思うようになりました。

一応、フルート歴3年以上の方で、アンサンブル始めて!という方。
アンサンブルの経験はあるのだけど、基本からしっかり、という方。

お待ちしています。
音楽と共にある、自分だけの時間を、一緒に楽しみましょう!

『アンサンブル クラング』同様、どちらもごひいきに ♪ (p・ェ・)p ♪

さーて、どの曲から始めようかなっ♪
楽しい音楽のはじまり、はじまり~ *・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*

~持ち物~
楽器、楽譜をはさむファイル、
譜面台(必須)、チューナー(お持ちの場合)、参加費(\1500)

お問い合わせ、お申し込み、ご相談は コチラ ↓↓↓にメール下さい。
klangjapan@gmail.com


【関連記事】
なぜ合奏は「合う」のだろう http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/09/blog-post_13.html

2017年3月14日火曜日

管楽器おもしろ実験室(ご案内)

何かとお世話になっている地元の楽器店、松栄楽器さん(大垣市)で、
『管楽器おもしろ実験室』というイベントが催されるそうです。

中学校や高校で吹奏楽を始めてみたいなぁ~という方
何か楽器を始めてみたいけど、先ずは色々な楽器を比べてみたい方
管楽器って、どうやって音を出すの?という方

限定20名様のみ!お望みやギモンにこたえて下さるそうです…♪.。.:*・・゚+
詳しくは 松栄楽器 本店(0584-81-6211 / 担当 ウスイ)までお問い合わせください。


そうそう…
売り場の碓井さんは、短大の管楽器リペア科を卒業されていて、
ご自身も素晴らしいフルートを演奏されます。

私も楽器の急な不具合の時など駆け込んで、助けて頂いています。
ていねいですし、なによりフルートへの愛情を感じます。

調整や修理、ご購入の際のご相談など
地元のみなさん、ぜひお見知りおきを♪

2017年3月7日火曜日

岐阜県中学校選抜吹奏楽団 2期生定演

3月になりました。
寒暖をくり返しながら、本格的な春を迎えようとしています。

先日、3期目になる岐阜県中学校選抜吹奏楽団のオーディションがあり、
今年はたまたま審査から立ち会うことになりました。

オーディションの流れについては、事前の情報が少ないように思うので、ここに記しておきますね。
今後どなたかの参考になるかも?

1. 受験番号、学校名、氏名の確認
2. 課題のB-Durスケール(レガート→タンギング)とアルペジオ(レガートのみ)
3. 課題曲(フルートはガリボルディの指定のエチュード)の演奏(1分程度)
4. 面接(志望動機、普段の部活動の様子、どのように楽器を習得したか等)

※課題は、その年によって変わることがあります。
※面接の内容は審査員によって異なります。

*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆

合格された皆さんとお会いできるのは、4月と5月のレッスン、2回のみ!
グループレッスンで3時間×2回のレッスンは、本当にあっという間なんです…。

五感と集中力を最大限生かして、のぞみましょう♪
私もしっかり準備してうかがいます!

残念ながら、今回選考に洩れてしまった生徒さん方。
大きな差はなかったのです。
オーディションに挑戦された前向きな意欲を失うことなく、仲間と音楽することを、フルートと共にあることを、楽しみ続けて下さい!

そして…
来たる3月19日は、選抜2期生による修了演奏会が行われます。
どんな成果が実ったのか、楽しみです。
皆さんもよろしければ、ぜひお運びください♪


3/19 追記:
指揮の先生によって、サウンドが違うのは面白い。
個人的には、大橋先生の軽やかで締まった響きが好きかも。
フルートパートは、自発的な表現をしていて良かった!これは彼女たち自身からあふれ出た音楽。教えられることではありません。
3期生が聴いている目の前で、こういう積極的な演奏をしてくれたのは、とても嬉しかったな。
全体的に、良い所はお客さんにも届いていると思うけれど、曲の構成によるメリハリや、歌にもとずいたフレーズの起伏が欲しいところ。

【関連記事】

管楽器おもしろ実験室(ご案内)http://klangjapan467.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html

フルート教室のご案内 http://klangjapan467.blogspot.jp/p/blog-page.html

2017年2月25日土曜日

H-G シュマイザー氏 マスタークラス

昨日は、名古屋のムラマツ楽器さんで、ハンス=ゲオルグ シュマイザーのレッスン通訳でした。

シュマイザー先生は、ヨーロッパで最難関の音大の一つ、ウィーン音大フルート科の教授であり、日本にも毎年のように来日する、ウィーン・フォルクスオパーの奏者でもあります。(口のお怪我をされてから、首席からは退かれました。)

シュマイザー先生とは、これまでに少なくとも5回ほどご一緒させて頂いています。

レッスン通訳の仕事は、集中力が勝負!
私の場合「眼で凝視して聴く」クセ?があって、レッスン後視神経はパンパン。
その後の飲み会も、ほとんどシゴトですしね… (-_-)

それはさておき…

このようなレッスン通訳のお仕事を通じ、一線の奏者や教授の方々から得ることはとても多く、自分がレッスンする上で豊かな栄養になっています。

Prof. Hans=Georg Schmeiser

シュマイザー先生ご自身が仰っておられましたが、先生は数年前唇にお怪我をされたので、以前吹いておられたような音色は得られなくなりました。

しかしレッスンを共にさせて頂きながら、『生徒を育てることにおいて』、やはり世界の一線におられる方だと実感しました。

生徒の(肉体的・精神的・音楽的)性質を見抜き、徹底した基礎、土台作りをするのが大得意。

クセのない自然な身体は豊かな土壌となり、表現に必要なテクニックや音色という枝葉を最短で育み、音楽という多彩な花を咲かせます。

そういう道筋が、シュマイザー先生のレッスンには明確に見えるのです。


先生のレッスンで特に勉強になるのが、J.S. バッハのソナタ全般や、モーツァルトのコンチェルト。
おそらく日本の学生さん達があまり得意としない、オーソドックスなレパートリー…です。

先生のお母様はチェンバロ奏者だったそうで、大指揮者ニコラス・アーノンクールとは幼なじみでもあったそうです。
アーノンクールと言えば、ピリオド奏法を推進してきた立役者。

ニコラス アーノンクール

シュマイザー先生が子供の頃、彼のおうちにアーノンクールやグスタフ・レオンハルトなどが集い、音楽をしていたというのです。

先生は、子供ながらピリオド奏法のハシリの時代を、肌で感じながら育ったと言えましょう。

ですから、先生のレッスンで、バッハやモーツァルトが大変「趣味良く」仕上がるのは、
そんな背景があったのだと、大いに納得したのです。


学生の皆さん!
レッスンを始めたばかりのお若い先生方!

機会があればぜひ、シュマイザー先生のレッスンを受けてみて下さい。
1回では汲みきれないかもしれないので、どうぞ繰り返しその経験をされることをお勧めいたします。

もちろん、私の教室の生徒さん方にも、できるだけお伝えしていかなきゃなぁと考えています♪

2017年2月23日木曜日

グリンカ / 別れのノクチュルヌ

生徒のTさんから、素敵な曲を教えて頂きました。

グリンカという作曲家の「別れのノクチュルヌ」


お聴きの通り、オリジナルはピアノソロの曲ですが、フルート(+piano伴奏)用にアレンジされた楽譜が出版されています。

長く手元にあった楽譜なのに、知らずに見過ごしていた曲でした。(Tさん、ありがとう)

新しい曲との出会いは…それが自分にとって特別な気持ちを搔き立てる曲であるなら、なお嬉しいものです。

お耳に留めて頂ける方がいらっしゃるかもしれない…と思い、ここにシェアします。

もう一つ、同じ曲ですが…
個人的に今最も心酔するピアニストの1人、ダニール・トリフォノフ 8歳の時の演奏。↓↓↓



自然な歌心や音楽に対する詩情というものが、すでにこの8歳の少年には宿っていたんですね。

2月ももう終わり。
陽の光はだんだん明るく、温かくなってきました。
もうすぐ春♪です。


【関連記事】(※トリフォの演奏リンク、あります)

ダニール トリフォノフ 2014 神戸
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/10/2014.html

トリフォノフのリサイタルへ
http://klangjapan467.blogspot.jp/2015/10/blog-post_28.html

2017年1月19日木曜日

A. アドリアン 2017 名古屋

アンドラシュ・アドリアンさんによるフルートリサイタル in 名古屋 のご案内です。



アドリアンさんと言えば、奏者として魅力的なのはもちろん、
「ハンガリー田園…」でおなじみ、ドップラー兄弟の埋もれた作品を発掘→校訂し、現代によみがえらせ、私たちにフルートを吹く愉しみを拡げて下さった研究者でもあります。

今回のプログラムには、日本で或いは世界で初めてお披露目されるドップラーの曲があるそうで、
それも楽しみです。


また近年YAMAHAさんのフルートが大きな変化を遂げ、ますます良い楽器になったなぁと感じていたのですが、この楽器開発もアドリアンさんのアドバイスが大きかったと耳にします。

YAMAHA 楽器探訪 Vol.30
http://www.yamaha.co.jp/fc/myujin/tanbou_vol30_take1.html



名古屋近辺で、ワールドクラスのフルート奏者を聴ける貴重な機会です♪


【関連記事】
A. アドリアン 公開講座&リサイタル
http://klangjapan467.blogspot.jp/2014/09/blog-post_10.html

2017年1月2日月曜日

あけましておめでとうございます 2017

新年、あけましておめでとうございます。
皆さまには、どうぞ喜びの多い1年となりますように。

Singing Nightingale / Illustrated by Eusuke Sato

今年はトリ年ですね。

↑は以前名刺に描いて頂いた、『小夜啼き鳥(=ナイチンゲール)』。

他にも「ツグミ」や「ヒワ」…など、
トリの声をフルートにのせた曲は多いですよね。


この歌うトリたちのように、自由に、のびやかに、今年も「歌うフルート」を奏でていきたいですね。

本年もよろしくお願いいたします。

  
クープラン / 恋のウグイス より